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テーマ:ああ、勘違い(80)
カテゴリ:脱力系
柿の種とは、辛いお菓子でお酒のつまみに、あう。
友人が話す。 「オレ、本当の柿の種だとおもってたんだよ」 私は爆笑する。そんなわけないだろって。 友人が聞き返す。 「じゃあ、何でできてるか、知ってるか?」 私は無言になる。 やばい、何かを答えないと… 「そうだなぁ…そうか、ピーナッツの殻だ!真ん中の紫の皮を煮ると真っ赤になるんだよ」 友人が爆笑する。 「あれはお米だよ」 得意げにコストの面から外米が使われているとか、ウンチクを友人が語る。 あ、そうか。 柿の種の袋には「米菓」と書いてあるものな。 この話を別の友人にした。 すると、その友人もずっと、本当の柿の種だと思っていたらしい。 しかも「米菓」を見た後も、そう思っていたらしい。 なぜか? 彼は米=アメリカだと勘違いしていた。 つまり、アメリカのお菓子だと。 ヒマワリの種をアメリカ人が食べるのだから、柿の種を食べてもおかしくないと友人は思っていたらしい。 そういわれれば、納得する。 説得力はある。 ただ、この現実では説得力があっても間違いは間違いなのだ。 説得力があることと本当のことは、全然別物なのだ。 そんなややこしいことを考えながら、食べる柿の種はあまりおいしくない。 隣にビールと、野球中継とメガホンがあればいい。 本当のところ、おいしければ、柿の種であろうが、米だろうが、アメリカのお菓子だろうと関係が無いのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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