田中およよNo2の「なんだかなー」日記

甥っ子兄が気が付かせてくれたことがある。
電車が好きな子供が多いって事だ。

甥っ子兄は電車が大好きである。
まだ、２歳なのに新幹線の500系と700系の区別がつくし、サンダーバードもわかる。

だから、祖父母（つまり、私の両親）は暇があれば駅に連れて行く。
私も２駅くらい電車に乗って、帰ってきたりする。

おかげで気が付いたのだが、世の中にはかなり電車好きの子供がいるということだ。

この間はこういう子がいた。
電車の窓から車両を見ながら「あれ、オーシャンアローかなー？でも、ちょっと違うなぁ。くろしおかなぁ」と言っている男の子。
なかなか、詳しい。

また、普通の電車に乗っていて新幹線が横の高架を通ると「
新幹線」と叫ぶ男の子がいた。
なお、この子供は電車の車両区を通るときは、すっごい集中して窓の外を見てた。
なお、車両区とは電車の車庫みたいなところで、要するにいっぱい電車が止まっている。
瞳も激しく、外の電車の車両に合わせて動いていた。

今まではそういう子供に気が付かなかった。
新幹線、と叫ばれてもうるさいなと思うだけだったのだろう。

やはり、子供って大人をひきつけ、何かを発見させてくれるパワーを持っている。

なお、この間、祖父母と甥っ子兄が駅に行ったときのこと。
電車がよく見えるホームで以前も見たことある男の子がいたらしい。
きっと、その子も電車が大好きなのだろう。

しばらく、甥っ子兄とその男の子は見詰め合っていたそうだ。
きっと、心のなかで「アイツも電車好きなのか」と思っているに違いない。
でも、互いに声はかけなかったらしい。
祖父母とその男の子の母親は会釈をしたようであるが。

子供って独特の世界を持っているようですよね。