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カテゴリ:硬派
今ではそれも愛情だったんだなと納得できるけど、両親に怒られるのは嫌だった。
特に母のこういう怒り方が嫌いだった。 「そんなこと、いうけど、この間も行ったやないの」 「1ヶ月前はこう言ったやん」と 過去をぐりぐりいじって、ねちねちと怒られるのが嫌だった。 直したりする気が僕にあっても、なえてしまう。 だって、過去にしたことはどうしようもないじゃないのって。 次に修正しても、また同じこと言われるのだろうって、思う。 また、父のこの言葉も嫌いだった。 「一事が万事やないの」 一つのことは総てに繋がるという意味だ。 しかし、コレを言われると一つの遅刻で人格的なルーズさに繋がるのだ。 何をしても、怒られるように思えた。 母の言葉も父の言葉も反論のしようがない。 許してもらえる欠片もないのが、とても嫌だった。 眠る前、色々なことを思い出す。 そして、僕が誰かを傷つけた言葉がふと思い出された。 「こないだは、違うこと言ってたやん」 「同じことやろ、それって」 僕が両親に言われて嫌だったコトを言っていた。 そりゃ、親子だから似るのは当たり前だろう。 ただ、言われたほうは嫌だったろうな。 僕もそうだったから。 寝る前だけど、布団に潜り込んでしまいたいほど、恥ずかしくなった。 気がつくのは少し遅いかもしれない。 ただ、これから改善しようかな。 気がついたときが直すときって、やつね。 いろんなことを両親や環境だけの責任にできるほど、僕は何もできない人間じゃないって信じたい。 怒っているときにも、間を取って反論したり、話し合いするケースがあってもいいよね。 ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎日々の「なんだかなー」』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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