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僕はシナリオの学校に通っていたことが、ある。
色々なシナリオを聞いた。 うまい作品もあれば、面白い作品もあった。 早く帰りたくなった作品もあれば、自己満足につき合わされてる気分になった作品もある。 まあ、人のコトをいえたギリじゃないのだけど。 飛び切りうまい人がいた。 シナリオを聞いた後、合評のように、最後に感想とか批評を言うのだけど、その人のは迷った。 だって、アラがない。 褒め言葉しか出てこない。 それが、コバンさん。 実はこの「いつも」がすごくムズカシイ。 凄まじい作品を書く人は珍しくないのだけど、いつも面白かったのは、コバンさんだった。 僕は彼の作品のファンだったし、ほとんど無料でその作品を聞けたのは財産である。 勿論、この職人芸に昇華させた才能を世間がほっとくわけがなく、某映連の賞も受賞されている。 そのコバンさんが自分のサイト「耳がミケランジェロ」でサウンドドラマの配信をpodcast・mp3形式で始められた。 こちら↓ http://mimigamikeranzyero.cocolog-nifty.com/blog/cat3682074/ 聞いて損はない。 もし、君がドラマを知りたいのなら、コバンさんおのシナリオを聞くといい。 TVや映画は制約が多いけど、音だけのドラマにはないだろうから。 現実が儚い夢のような日々として過ぎていくのであれば、夢のように面白いドラマが潤いを与えてくれることだろう。 … なお、コバンさんの上手さとは対照的に、僕の作品は一種得意なものと思われていたようで、ございます。 というか、ひねくれたトコがある僕は、彼の作品を聞いて、これ以上上手くなれないから、俺の世界を追求してやろうと、生意気に思ったわけです。 まあ、それが成功は…うむ、今のトコロは。 ちーん。 ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎ものがたり(映画、音楽、文学、本)』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月07日 12時39分50秒
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