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最近、リリー・フランキーさんが売れっ子だ。
「東京タワー」の小説家で、タレントで、ともかくいい人のイメージだ。 でも、僕にとってのリリー・フランキーさんは、10年近く前にポパイという雑誌で井出薫さんとか、辻香緒里さんとか、京野ことみさんとかについて、延々とエッセイを書いていたなぞのおっさんである。 しかも、文章はめちゃくちゃアナーキーだった。 なお、この頃のポパイは迷走の時期だった。 デートのマニュアル本でも、ファッションの本でもなく、アイドル紹介がメインになっていたりしたしりた号もあった。 でも、そのキミョウキテレツさが僕にはとても面白かった。 当時の僕はギャルソンも、ヨージも、ましてやディオール・オムなんて知らなかったんだけど。 と、いうか、自分で洋服なんて買うなんて、考えられない時期だった。 振り返ると信じられない。 つ・ま・り。 人に歴史あり。 雑誌に隆盛あり。 そして、僕には僕の、リリーさんにはリリーさんの人生がある。 ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎日々の「なんだかなー」』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月13日 21時53分47秒
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