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田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2006年08月30日
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カテゴリ:ほどよく
安い。

1冊あたり1200円だが、2冊買えば3冊ついてくるので、正味800円になる。

そして、僕は村上春樹さんの「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」と「ノルウェイの森」と「神の子どもたちはみな踊る」を購入した。

ただ、ちょっと普通と違うのが、それが英語に翻訳された洋書で、しかも購入した場所がマレーシアだったことだ。

(「神の子どもたちはみな踊る」の英語は"After the quake"です。他はそのまんまですね)

僕は仕事でマレーシアにいた。
クアラルンプールの郊外のホテルでのミーティングだった。
ちょっと、オシャレで、価格も高めのショッピングセンターが連結していた。

本屋があった。
一部、中国語や、マレー語もあったが、ほとんどが英語の本だった。
確かに、ハイソではあるのだけど、マレーシアは意外と英語が通じるので普通なのかもしれない。
ガラス張りの店内を外から眺めていると、堂々とカーペットに座り読みをしているのがオドロキだった。

そして、入り口ではもう一つの驚きがあった。
村上春樹さんの作品が安売りしていたのだ。
勿論、村上春樹さんの作品だけではなかったけど、僕が購入した本以外に「アンダーグラウンド」「ねじまき鳥クロニクル」「ダンス・ダンス・ダンス」、そして、「海辺のカフカ」が安売りされていた。
そこから、考えて、さっきの三冊を選んだ。
(全部購入してもよかったな…)
丁度、仕事でモット英語をブラッシュアップする必要性も感じたからも、あるけど。

ちょっと、安売りはカナシイけれども、大量に入荷しているってことなんだろう。
再販制度がない諸外国では、売れない本は入荷さえしないんじゃないかな。
つまり、一時期はこのマレーシアでも村上春樹さんの小説が売れていたってことなんだろうな。

今までの作家がどうかは知らないけれども、こんな売れ方をした日本の作家はいないんじゃないかな?
そして、きっとこれはマレーシアだけじゃないはずだ。

「きっと、一番有名な日本人ですよ」
仕事で一緒になった韓国の女性が言っていた。

僕はホテルの部屋に戻った。
なにより、ここは郊外で、夜になるとすることがない。
僕はその本のページをめくった。
うん、やっぱり、とてもいい。

なんか、誇らしい気持ちだった。

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最終更新日  2006年09月03日 00時36分18秒
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