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テーマ:高校野球(3597)
カテゴリ:ほどよく
メッシというサッカー選手がいる。
スペインの強豪バルセロナの中心選手である。 そして、19歳だ。 ホルモン異常に悩まされていた彼の治療費を捻出するために家族はアルゼンチンからスペインに移住する。 しかし、父親が働くまでもなく、13歳で自らの才能でバルセロナに入団した彼の治療費はバルセロナが負担した。 そして、きっと、まだ二十歳にもならないメッシ選手は家族で一番稼いでいるのだろう。 平たく言うと、食わせている。 とっても、夢のある話だ。 さて、翻って日本。 裏金問題から、高野連が特待生の禁止を発表した。 僕は何を言ってるんだろうって、思う。 正義や規約の元に夢を壊している。 ハングリー精神さえ奪っている。 そもそも、稼ぐのがそんなにいけないことなのか。 本当に悪いのは特待生制度じゃなくって、裏側でブローカーとして活躍する大人じゃないか。 第一、この規約は60年ほど前にできたものだけど、そんときなんてプロ野球だってろくすっぽなかったじゃないか。 あまりにも、かけ離れてる。 プロ野球が夢なのは、いっぱい稼げるのもあるんじゃないか。 それに、過激かもしれないけど、アマチュアの選手がプロ野球からお金をもらってなにがいけないんだ。 さっきのメッシの例じゃないけども。 第一、プロはお金を稼ぐとこなんだし。 なんで、そんな周囲が清く正しい高校生らしさを求めるのか不思議だ。 日本のプロ野球での最大の問題は、それが裏で行われていたことだ。 もし、世界のサッカーみたいに代理人がいて、若者を青田刈りするのであれば、裏じゃなくって表の普通の取引になる。 もちろん、サッカー界に裏がないとは思わないけど、お金を稼ぐ罪悪感はすくなくともなくなるんじゃないか。 なぜ、裏になるかというと、制度が中途半端だからだ。 高校野球は学業の一環であるアマチュアリズムに、プロ野球がつながってるからだ。 そのズレがこんなのを生むんだ。 ヨーロッパのサッカーみたいにクラブチームが中心になれば、学業というアマチュアリズムの建前なんて消えるだろう。 そうなると、高野連自体も消えるだろうけど(苦笑) あ、そうか。 そんな風になるのが、怖いから、現状にそぐわない憲章に頼ってるのか。 なるほど!! そして、もう一つ思うけど、大学、高校生のスポーツが盛んなアメリカだって特待制度はあるんじゃないのかな。 ってーかさ、銀行が融資する制度とかないんかな。 プロに入れそうな選手をさ。 それで、それこそ、契約金で返還しちゃうの。 もし、プロになれなかったら、毎年払っていく支払いに切り替えればいいしさ。 なんだか、意見がまとまりませんが、高野連の対応はアホクサイ。 キレイゴトっが、ほんと、ばかばかしい。 ねえ。 高校生で家族を養うっていうのも素敵な話でございません? んじゃ。 ※もっと、「なんだかなー」なら『目次・◎スポーツ』まで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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