サポーターさん便り(5)
サポーターさん便り(5)「サポーターさん便り」の第5回目は、埼玉在住のちーづさんです。はじめまして、尾崎豊フィルムコンサートのサポーターをしております、ちーづと申します。尾崎世代である両親よりも尾崎豊に詳しくなり、周りの人々にはだいぶ珍しい顔をされますが、私のような10代後半のファンも実際に多いと感じます。20数年前と言えば環境こそ現在とは違いますが、尾崎豊はそんな世代の差を感じさせない人物だと思います。私が尾崎豊を知り、ファンになった直接的な出来事はテレビドラマ「風の少年~尾崎豊 永遠の伝説~」でした。番組内で流れた"ダンスホール"をYouTubeで再度観たことから尾崎豊とは!?と更に知りたい思いに駆られました。彼の生き様を知っては高ぶる思いと心安らかになる思い、また悲しい思いになることも多くありましたが、全て含めて尾崎豊を知ることが出来て良かった。そう思えました。自ら初めて観た映像は大阪球場のダンスホールでした。ギター片手に歌う尾崎の綺麗な歌声とメロディー、そして優しい眼差しに釘付けになっていました。それまでの私は尾崎についてほとんど無知でいて、メディアで流される尾崎を表面的にしか知らずにいたので、尾崎が笑っておどけた姿を初めて観たときは驚きました。話している姿を観たときには歌声と同じで綺麗な声をしているんだな、と驚きました。尾崎を知るにつれてどんどん魅力的な面が見えてきて、来る日も来る日も尾崎の姿を追っていました。それからTwitterで尾崎ファンの方と繋がるようになり、フィルコンのサポーターもやらせていただき、尾崎豊について多くの方が色んな思いで向き合っていることも知りました。初めて歌碑を訪れた時には、尾崎の曲をノンストップで演奏している方々、それに自然と歌を口ずさむ方々で円が出来、その光景に尾崎豊の存在感がどれだけのものか、感じさせられるものがありました。そんな中20回忌である今年の春、尾崎Notes出版に際し歌碑でNHKの方に取材を受けたことで、私の中での尾崎豊像が広がりました。普段はあまり考えない自分自身を見つめ返すような時間と、今まで以上に尾崎について深く見つめることの出来た時間でした。この出来事は偶然やってきたお話ですが、なんだか引き合わせてもらえた様な嬉しいご縁の様に感じています。多くの方々に感謝しています。それから約半年が経ちましたが、メディアでも尾崎豊が目立つ年になっています。そして今年の尾崎birthday後にはファンとしては相当胸の高なる出来事が発表されましたね!!皆さんと気持ちを共有出来るからこそ、尾崎豊がさらに魅力的になるのだと思います。尾崎世代、世代ではないということは関係なしに、尾崎豊はふとした瞬間に心に入り込む力を持っているのだと思います。 ちーづさん、ありがとうございました。尾崎豊フィルムコンサート実行委員会