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カテゴリ:近隣の市の歴史散策
真光寺から ”自然と歴史のさんぽみち” と呼ばれる旧道を進み次の目的地「寿閑寺」へ。 なお、寿閑寺へは3月10日(日) 12:10 ~ 12:25 に参拝した。 3月18日(月) 16:00 ”自然と歴史のさんぽみち” を東へ進む。この辺りも屋敷が広い旧家が並ぶ。 ![]() 道路脇にブロック塀に囲まれた石碑が建っていた。 ![]() 石碑には「花蓮港廳巡査勲七等出井奥次郎墓」と。 花蓮港廳 (かれんこうちょう)は、かつて台湾の地方行政区分だった五州三庁の 一つで、現在の花蓮県にあたる。 ![]() 道路脇に案内板、「自然と歴史のさんぽみち」。 ![]() 案内板には、 ←→ 大山道 ← 真光寺 100m → 寿閑寺 400m 次の目的地 ← 本郷遺跡 800m ← 本郷神社 900m ← 門沢橋駅 2km ここは海老名市本郷3439番付近 ![]() ”自然と歴史のさんぽみち” を東へ進み寿閑寺下へ。 ![]() 寿閑寺の西側に広い駐車場があり駐車。 ![]() 駐車場から富士が見えていたのでズームアップ。 ![]() 日蓮宗 寿閑寺 (じゅかんじ) 所在地:神奈川県海老名市本郷3453 掲示板には「善悪の全ては自身の中にある 法華経日蓮研修会」と。 2021年11月29日の旅友のブログも同じ掲示内容である。 ![]() 脇侍二菩薩像 (普賢菩薩像、文殊菩薩像) 海老名市指定重要有形文化財 昭和五十二年十月十二日 指定 日蓮宗のお寺には「南無妙法蓮華経」という題目を書いた宝塔を中心に、『法華経』の世界を あらわすたくさんの仏像を配置するのが一般的です。 この脇侍(きょうじ)二菩薩像はその中の二体です。普賢菩薩は象に、文殊菩薩は獅子に乗る姿 にあらわされます。 ニ像とも本体はヒノキ材割矧ぎ(わりはぎ)造りで表面は金泥塗り・漆箔。眼には水晶の玉眼を 右側:文殊菩薩像 総高 一〇九・ニセンチ、像高 三一・七センチ嵌(は)めています。像内に墨書があり、天和四年(1684)鎌倉扇谷の仏師である三橋伝之丞(宗 三)の作とわかるのが貴重です。 海老名市教育委員会 令和2年11月設置 ![]() 左側:普賢菩薩像 総高 一〇八・八センチ、像高 三一・ニセンチ ![]() 駐車場側からの山門 ![]() 山門の扁額「思親門」。 ![]() 西側の山門を入ると狭い境内にいろんな樹々が植えられていた。緩い坂を下り左に本堂。 ![]() 本 堂 日蓮宗系単立寺院の壽閑寺は、念濟山と号します。壽閑寺は、弘治3年(1557)に創建、乃木助 左衛門の父(圓應院壽閑日到、寛文13年1673年卒)が開基となり、妙純寺宿老成就院念濟日意上 人が開山したといいます。開基となった乃木助左衛門の父は、源頼朝の重臣佐々木高綱の末裔 で、子孫に乃木希典将軍を輩出しているそうですと。 ![]() 本堂の扁額「壽閑寺」。 ![]() 本堂前から南側を望む。 ![]() 本堂前に建つ「鐘楼」。 ![]() 鐘楼にはやや小さめな梵鐘がつるされている。 ![]() 壽閑寺梵鐘の由来 念濟山と号す。創建は弘治三年(1957)五月。開山成就院念濟日意聖人。本山妙純寺宿老と伝う。 梵鐘は延宝三年(1675)乃木希典将軍先祖源頼朝の重臣佐々木高綱の後裔乃木壽閑居士の寄進に 依る。 この幻の名鐘を「蘓生延寿(そせいえんじゅ)の鐘」と称す。 當山 ![]() 本堂手前の御堂の中に石仏。 柄杓、タワシがあったが祈願用であろうか。 ![]() 鐘楼の傍には、「十三重石塔」、手前には古木。 ![]() 本堂前の植え込みに石塔が二基。 手前は風化しており「三百五十本??」。 ![]() 境内の東側から。 ![]() 境内に建つ「日蓮聖人像」。 ![]() 石碑には「日蓮聖人立像 施主 柳川琢哉」と。 ![]() 本堂前の境内で一番高いところへ上がる。 ![]() 石祠があり、岩積みの間に石碑。 ![]() 同場所から南東方向を見下ろす。 東西に横切るのは東海道新幹線の高架橋。 ![]() 南に面した参道沿いに建つ石碑。 ![]() 石碑には、 「南無本化上行日蓮大菩薩第七百遠忌御報恩謝徳 念濟山壽閑寺大本堂再建記念碑 干時平成五癸酉年十二月吉日」と。 ![]() 東側の山門の扁額「念濟山」。 ![]() こちらの石碑には、 「南無妙法蓮華経 當山山門再建碑 干時平成五癸酉年十二月吉日」と。 ![]() 東側の山門前から見下ろす。 下は”自然と歴史のさんぽみち”。 左前方は ”本郷ふれあい公園” の駐車場。 ![]() 新幹線が高速で通過。 ![]() 東側から山門を見上げる。 ![]() 石段下に題目碑「南無妙法蓮華経」。 ![]() 石碑には、 「石段供羪塔 施主尾上一郎 造立 当山 二十四世 日彰代 昭和四十二年二月二十六日 施工者 六代目石工近藤久男」と。 ![]() 西側の山門へ戻る。 ![]() 境内西側の塀に「念濟山壽閑寺 駐車場等拡張整備資金寄進者芳名」が掲示されていた。 ![]() 日蓮大聖人立教開宗七五〇年慶讃事業 念濟山壽閑寺 駐車場等拡張整備資金寄進者芳名 ![]() 本堂裏に建つ「釈迦牟尼佛」。 背後には枝垂れ桜。 ![]() 石碑には、「久遠本仏 釈迦牟尼佛」と。 ![]() 寿閑寺の広い駐車場。 ![]() ー 続く ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.27 03:00:07
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