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カテゴリ:近隣の市の歴史散策
日本にはサクラの名所が全国に多々あり、その中でも日本五大桜と言われる一つが埼玉県北本 市にありその「石戸蒲桜(いしとかばざくら)」を訪れたブログです。 日本五大桜で私にとってまだ訪れていないところが3ヶ所ありかねてから行きたいと。 サクラの開花期が近いため、一度に数ヶ所訪れることができないのでネットで「石戸蒲桜」の 開花情報を入手。 情報では満開は既に過ぎているとのことであったが、自宅から一番近いので愛車のノートで出 かけた。併せて、いつものように近郊の寺社史蹟を訪れることにした。 因みに ”日本五大桜” は、1922年(大正11年)10月12日に国の天然記念物に指定された5つの桜 を指す呼び名である。 1) 福島県田村郡三春町の「三春滝桜」 2) 埼玉県北本市の「石戸蒲ザクラ」 3) 山梨県北杜市の「山高神代桜」 4) 静岡県の「狩宿の下馬ザクラ(駒止めの桜)」 5) 岐阜県本巣市の「根尾谷の淡墨桜」 既に訪れているのは 1)、3)の2ヶ所のみ。 4月15日(月) 7:15 自宅を6時45分に出発。首都圏中央連絡自動車道(以降圏央道)を利用し北上することに。 カーナビの案内は目的地までは約100キロ、1時間半と。 圏央道は3月27日(水)にも ”城山かたくりの里” へ行く時利用したが、この時は事故で渋滞した ので事故のないことを祈りながら運転。 横断幕からインタによっては利用料金は「ETC専用化」されるようだ。 小倉山トンネル入口には、 「小倉山トンネル 長さ2100m」「ETC専用 相模原IC」の道路標識。 事故が多発するトンネルである。 小倉山トンネルを出ると直ぐにある相模原インタ。 ”城山かたくりの里”の最寄インタである。ETC専用であるようだ。 城山トンネル 420m 道路標識には「高尾山 4km、八王子JCT 6km、鶴ヶ島JCT 46km」。 トンネル出口には「高尾山インタ出口」。 圏央道沿いには民家があるのであろうか防音壁を設置。 相模原八王子トンネル 3580m 神奈川県相模原市緑区と東京都八王子市にまたがる圏央道のトンネル。圏央道で最長のトンネ ルでもある。 名称の由来は、相模原市と八王子市を跨ぐことから。建設時の仮称は「城山八王 子トンネル」であった。 高尾山インタ出口、ここもETC専用。 八王子JCTまで、2km。 7:30 八王子JCT この先は八王子城跡トンネルで、全長2382m(内回り・外回りとも)。トンネルのある城山には 日本100名城の”八王子城”がある。 サービスエリア、パーキングエリアまでの距離標識。 インタ、JCTへの距離標識。 7:50 狭山PA(外回り) 所在地:埼玉県狭山市笹井 2363-2 自宅を出てから約1時間、いつもトイレ休憩で立ち寄るパーキングである。 土産物店、レストランもあるパーキングエリア。 圏央鶴ヶ島インタ出口。 鶴ヶ島JCT 目的地は直進して「桶川北本インタ」へ。 圏央道は、都心から半径およそ40km ~ 60kmの位置に計画された、延長約300kmの高規格幹 線道路である。 圏央道は、首都圏の道路交通の円滑化、環境改善、沿線都市間の連絡強化、地域づくり支援、災 害時の代替路としての機能など多くの役割を担う目的で建設された。 そのため物流関係のトラックが多い。ただ道路幅が狭いのがネックである。 8:15 鶴ヶ島JCT 自宅から1時間半、今日は渋滞もなく順調に来れた。 カーナビの案内は次の「60 桶川北本 4km」を降りる。 内回りの車線は渋滞。 以前の愛車ジュークのカーナビは、道の無い空中を走っていたが。 今の愛車ノートはカーナビが新しいので道のあるルートを案内してくれた。 初めて下りる”桶川北本インタ”。 8:25 60 桶川北本料金所 埼玉県桶川市大字川田谷にある、圏央道のインターチェンジである。 当初上尾道路の自動車専用道路(新大宮上尾道路)と接続するジャンクションでの供用を予定し ていたため、仮称が桶川JCTとなっていたが、上尾道路の自動車専用道路部分の開通の目途が 立たないことから、当面一般道路と接続しインターチェンジとして運用されていると。 目的地の「石戸蒲ザクラ」は桶川北本インタの北側にあるのだが、カーナビは南方向を案内。 インタから上尾道路(国道17号)を南下、ここの交差点を右折。 上尾道路(国道17号)を南下すると「池袋 36km、さいたま 20km、上尾 8km」と。 今日の訪問先をGoogleマップで事前にチェック。 主目的地は ”日本五大桜の石戸蒲ザクラ” 。 北本市 埼玉県の中東部に位置する市。 人口は約6万5千人。江戸幕府による宿駅整備以前の1602年ま では中山道の宿場、鴻巣宿があったことが地名の由来である。昭和46年(1971)に市制施行。 市の木:サクラ、市の花:キク。 8:35 カーナビの案内で県道57号線(さいたま鴻巣線)、桜堤通りを北上。 進行方向に散り始めているソメイヨシノ、芽生え始めたエノキが目に入り道路脇に駐車。 福禄寿 所在地:埼玉県北本市石戸宿4丁目113 北本市の七福神は線路の西側エリアに6つ、線路の東側エリアに1つありここは西側エリアに。 市内の南部ののどかな風景の中に庚申塔と句碑が三差路に並んで立っている。 庚申塔 (猿田彦大神) は本来中国の道教の神様を祀ったもので、北本市内には数え切れないほど の庚申塔が残されていると。 右側のエノキの樹齢は何年であろうか。 エノキの根元に芭蕉の句碑。 北本ウォーキングマップ 近郊の案内マップ。 現在地は下の黄色矢印。 覆い屋の中には赤い前ダレを着用した地蔵。 猿田彦大神は【幸運と長寿の神 福禄寿】である。 七福神の隣には1851年(嘉永4年)に建立された ”松尾芭蕉の句碑” 。 この句碑は、嘉永4(1851)年に石戸連の俳人15名が俳句の上達を願って建てた「芭蕉句碑」。 芭蕉句碑 所在地 北本市大字石戸宿 松尾芭蕉は、江戸時代前期の俳人であり、各地を旅して多くの名句と紀行を残した。有名な作 品として「野晒紀行」「更科紀行」「奥の細道」「嵯峨日記」などがある。 埼玉県には約百基の芭蕉句碑があるといわれているが、この石戸宿所在のものも、その一つで ある。この句碑は、嘉永四年(1851)の建立で、表面に芭蕉の、 原中(はらなか)や 物にもつかず 啼雲雀(なきひばり) の句を四行に刻み、裏面には地元や川越等の俳句同好者の句が二十句刻まれている。 この句碑は、高さ81センチメートル、幅158センチメートルの大きさで、一部破損しているが、 ほぼ完全な形で残っており、江戸時代末期の地方文化を証明する資料として貴重である。 昭和六十一年三月 埼玉県 北本市 ソメイヨシノがピークを過ぎていたのが残念であった。 福禄寿を後にしカーナビの案内で進み、 道路標識「感動桜国きたもと 国指定天然記念物 石戸蒲ザクラ」。 8:45 石戸蒲ザクラ駐車場 駐車スペースは120台で無料だが、花見時期を過ぎ一台もなかった。 ここに植えられているサクラはカバザクラの子孫だと。 駐車場脇に「北本ウォーキングマップ」。 案内板にサクラの枝の影が映り込む。 北本ウォーキングマップ 北本は、住宅地の庭木から、里山の面影を残す雑木林や荒川の田畑まで多様な緑を感 じることができるまちです。この北本ウォーキングマップは北本の農業と結びついた 文化的景観と市内の主要な施設を案内するものです。 石戸蒲ザクラ B-2 一夜堤 B-1 エドヒガンザクラ C-2 北本市子供公園 A-2 北本市役所・文化センター D-4 北本中央緑地 C-5 埼玉県自然学習センター B-2 城ヶ谷堤 B-1 真福寺 D-3 高尾さくら公園 D-1 高尾宮岡ふるさとの緑の景観地 D-2 野外活動センター D-1 北本市産業観光課 駐車場から「石戸蒲ザクラ辺り」を望む。 駐車場から歩いて蒲ザクラがある東光寺へ向かう。 ー 続く ー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.12 03:00:09
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