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2007/06/16
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カテゴリ:クロ歴史!

オートボット ジャズ レビュー

トランスフォーマー ムービーシリーズ(2007)
2007年6月発売

一気の大量投入でどれを選ぼうか、迷ってしまう劇場版トランスフォーマー!
今回は白銀に輝くスポーツカーから伸縮剣を携えた騎士イメージのロボットモードに変形するオートボット ジャズをレビューいたします!

ポルシェ935にトランスフォームしたG1マイスターと比べると、ソルスティスは格落ちの感も否めませんが、当然、中身は格段の進歩を遂げています!

コイツもなかなか侮れませんよ!


【ポイント】
・モダンスポーツカー・ポンティアック ソルスティスが頑健なシルエットの正統派ロボにトランスフォーム!
・トランスフォーム時に頭と胸パネルが連動するオートモーフ機構、ビークル時はリアウィングにも装備できるテレスコーピングソードなど充実したギミック
・軸とヒンジの組み合わせにより、アクションにも対応










ジャズ ビークルモード






いかにもショールームに展示してありそうなソルスティス(ハードトップ)のふくよかなラウンドフォルムがよく表現されています。特にドアからテールにかけてのラインは実車と同様ボリューム感たっぷり!
バリケードに比べるとパネル分割線の処理が目立つところもありますが、総じて破綻のないレベルにまとまっています。

ボディはパールがかったグレーの成型色で統一されていますが、ガンメタの一歩手前というか、ちょっとくすんだ印象になってしまっています。重厚なイメージを与えようとしたのかもしれませんが、個人的にはやはりもっと明るい一般的なシルバーの方がよかったように思います。
窓は、パケ絵ではスモーク調の素材のようですが、実際はブルークリアパーツが使われています。ロボモードのバイザーと統一感を持たせようとしたのかもしれませんが、スモークグレーの方がハードでかっこよかったかも。
その他ランプ類やエンブレムは塗装、ブラックアウト仕上げのホイールが全体の印象を引き締めています。
転がし走行が可能、リアウィングは上下に角度調整できます。




一つひとつに塊感のある身体各パーツがぎっしり配置されている印象。



テレスコーピングソードはリアウィングに装備可能!






トランスフォーム





 

 









オートモーフ機構:ルーフを倒して背中に押し込むと、頭部が起き上がり、胸の左右パーツが中央のグリルに引き込まれて、見事に連動変形!



ジャズ ロボットモード

■FRONT


■SIDE


■REAR


【スタイリングについて】
特徴的なバイザーと頭部の二本のセンサー、バンパーが突き出た胸の意匠などにG1マイスターのイメージが踏襲されています。この辺は粋なはからいですね。

胴や脚など各パーツはそれぞれスクェアな見切りで、プロポーションは一見、固太りといった印象を受けますが、各パーツは複雑に入り組んだ有機的な曲線で構成されており、いままでにない何とも表現しがたい造形です。

動物の爪を思わせる手と、フロントパネルを折りたたんだ腕部はさらに独創的に思うのですが、テレスコーピングソードの持たせ方などからも、人間の腕というより、純然たる機械のマニピュレータのようなデザインで興味深いです。



 

ご存知、集光ギミック!
ジャズのバイザーは特に光を当てていませんが、面積が大きいことなどもあって、他のアイテムと比べ、3倍増しで輝きます。


【可動について】
ボールジョイントは首のみで、あとはすべて軸とヒンジによる関節が使われています。
肘や膝の曲がりはまったく足りないのですが、変形機構の恩恵からか、肩や股関節が思った以上に動き、結果的に大胆なアクションポーズを可能としています。



腕の付け根が軸回転し、腕を前後に回すことができます。



肩に二重関節の役割をする小さなスイングアームが仕込まれており、横方向にに120度ほど振り上げ可能です。

 

肘は二重関節ですが約70度、股関節は軸とヒンジですが極めて優秀で180度の開脚ができます。

  

膝は単軸で約45度、膝上には回転軸があります。
股関節以下の関節は適度に強い保持力を持っています。



■テレスコーピング・ソード


2段階に伸縮する剣。
腕のパネルを開いて挟みこむように持たせます。
左右、どちらにも対応。


■シールド


リアパネルをシールドとして両肩のタイヤ部分に装備することができます。


【POSE】









【評】
とにかく、カッコいいです!
光を受けて煌々と輝くバイザーには感動すら覚えます。
正統派ヒーローロボをご所望の向きには、今回のトランスフォーマーの中では、間違いなくこのジャズをお勧めしますね!
まだ、劇中でどんな風に描かれるのかわかりませんので、あまり迂闊なことも言えませんが、それほどカッコいいということです。

オートモーフ機構も変形のキモである頭部のせり出しということで、遊んで楽しいギミックになっています。

さて、バンブルバリケード、そしてこのジャズと、今まで3体見てきた中で実感しているのが、今回のトランスフォーマーは「かなりアクションがキまる」ということです。

それぞれ個々の関節を見ていくと、やはり従来と同じく変形のための仕様であり、あくまでも変形優先という前提は変わりません。肘や膝などは曲がり角度自体が小さく、中には動くか動かないか分からないような部分もありますが、しかし、それでも大胆なポージングができている。

一見、鈍重そうなジャズでも上のような回し蹴りが可能ですし。

これは肩や股関節などの大きな関節が、必要以上に柔軟に作られているからではないでしょうか。特に股関節はどれも床運動選手なみの可動域を実現しており、これがダイナミックなアクションを可能にしている要因に思います。

蛇足ですが、これは個々の可動域は充分以上ながら、今ひとつ大胆なポージングをとりきれないMIAにとってはよい材料になると思います。リアルな動きなのかどうかはさて置くとして、リボルテックなどライバルが台頭してきた現在にあっては、コンセプトの熟成や再考すら考えるべき時に来ているように思えます。





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Last updated  2008/12/22 05:18:35 PM


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