一周忌
今日はいちごの日。。。。そしてわたしにとっては一生忘れられない日、母の命日です。ちょうど一年前、58歳で息を引き取りました。昨年の日記のときよりは、大分落ち着きました。なんといっても、わたしは、9ヶ月の息子やダンナがいるから、元気に毎日が過ごせるのだとおもいます。そのとき、ちょうど妊娠中のわたしは、友達から「辛いかもしれないけど、あんまり泣いちゃだめだよ。お腹の中で赤ちゃんが心配するから。」と言われましたが、親が他界して感情を上手くコントロールなんかできやしない。きっと、友達も「泣くな」という意味ではなく「元気だしてね」とわたしを慰めるためにいってくれたのでしょう。母が他界して2ヶ月ほどしてから、出産を迎えました。ちょうどそのころダンナは仕事で忙しかったため、陣痛がきたらタクシーをよんで産婦人科にいくように準備していました。主人のお母さんが産前産後は家に来てくださるといってくれていたのですが、色々あってわたしがお義母さんと一緒に居たくなくて、産前産後全てひとりで乗り切ることにしました。でもダンナのお母さんはとても優しくていい人なんですよ。でも性格が合わないんでしょうね~。わたしもわがままだし、母が他界してからなんだか情緒が不安定すぎでした。その日、2008年5月28日の朝。とてもよいお天気でした。あんなにお腹が大きかったのに、もうすぐ予定日(6月1日)だから家の中を綺麗にしておこう!!と布団を干したり、フジコ(ヨウム)のおおきいステンレスケージを動かしたりして、ごそごそ掃除をしていたら、破水。前期破水は体内に菌が入りやすい危険な状態なので、即入院。タクシーで行こうとしましたが、ダンナのお母さんが来てくださって、出産中付き添ってくれました。出産後、ダンナのお母さんは泣きながら「良かったね~~良かったね~~」といってくれました。それから何かあるたびに心配してくれたり、時々ご飯をつくってくれたりしました。でも、やはり、実の母親ではない分、遠慮してしまいますね。そんな時、母が生きていたらな~と思います。最近は、きっとどこかで見守ってくれているんだと思えるようになりつつありますが、ぽっかりと空いた心の穴はいまだふさがってはいません・・・息子を抱っこしていると(なんて愛おしいのだろう)と思うと同時に、きっと母もこんな気持ちで育ててくれたのだな~と思うとすごく感謝や喜びの気持ちで胸がいっぱいになります。母からもらったたくさんの愛情を、息子にしっかりとそそいでいきたいです。