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  新 つれづれ日記     

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2014年08月07日
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カテゴリ:失敗談
ウ〇コ!!のはなし  
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私は 父親の強い近視を受け継いで 小学6年生から メガネが必要になった。
メガネをかけると容貌も落ちると思い,メガネをかけるのは必要最小限にしていた。

授業中も我慢してメガネをかけなかったので、黒板の字はぼんやり、
それでか 成績も下がる一方。
いまならコンタクトレンズがあるのだけれど。

私が年頃になり縁談を待つ時期になると母は
「女はメガネをかけると 偉そうにみえるから 縁談がこなくなる。
外ではメガネをかけないほうがいい。
それに本ばかり読む娘は縁遠くなるよ」と注意した。
私は本好きの娘だった。 縁談を待つあの受け身の時期が人生で最も嫌な時期だった。

母は戦争未亡人で苦労したので、娘は経済的に心配のない家に嫁がせ、
楽で幸せな専業主婦にしたかったのもわかる気がするが。
娘時代の私は地方の常識どうり、親の家にいて、家事を手伝い、お茶、お花の花嫁修業もさせられた。

しかし、父親のない娘にいい縁談は来ず、私は紆余曲折の末、自分で相手を見つけ、夫と結婚した。
これは私の人生の大ヒットだったと今でも思う。

今流行の「アンナと雪の女王」の歌ではないけれど
夫は無理しなくていい「ありのままで~~」といってくれた。
彼との結婚は 母の価値観から開放されることでもあった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前置きが長くなったが  失敗談は ここからである。

東京して所帯を持って2年、私は赤ん坊の長女を育てていた時の話である。
「ありのままでいい」と言われても 女ごころから抜け出せず、日常はメガネをかけずに過ごしていた。

ある日、さっき食べかけて落したチョコレートが畳の上に落ちていたので
「もったいない」と思って ぱくりと口に投げ込んだのである。
そしたら 「ううーーん!!甘くない!これ?チョコじゃない」吐き出して
よくよく見、嗅いでみると 赤ん坊のウ〇コ だったのである。
そそっかしい私が オムツ替えの時 ウ〇コを落し、それが乾燥して黒くなっていたらしい。

可笑しくて可笑しくて 自分で大笑い。
unnko.jpg

ウ〇コってどんな味か教えてあげるね。無味。ミルクだけのウ〇コって
匂いも強くなかった気がする。
不思議なもので、たとえウ〇コであっても、我が子のであれば  
不潔とも汚いとも思わないことを発見した。

私は夫が帰宅すると 笑いながら ウ〇コのことを報告した。
すると夫は笑いもせず
「如何してメガネをかけないの。頼むからメガネをかけて 安全に娘を
育ててくれ。今更どうしてこだわるの?メガネをかけてもかけなくても 
僕はありのままの君がいいんだから・・」
と言った。これノロケかも?

その日から 、メガネをずっとかけている。
若い頃「メガネの悲しみ」を経験したわたしだが
今は 新聞も本も 老眼鏡いらずなので 本当に楽だ。
若い頃、羨ましかった 目の良い友人たちは 今 老眼鏡頼り
近いものが見えない見えないと嘆いている。

おあいこだーー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
MとKのギャラリー

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最終更新日  2014年08月14日 08時55分02秒
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