イエス様の誕生シャローム!のちの人が「クリスマス」と呼ぶようになった日やその出来事。 ピカピカのツリーもなく、クランツも、楽しいカロルも、そうケーキもなかったその初めての夜。 一組の若い夫婦が旅をしていました。建具屋さんのヨセフ、妻はマリヤ。 二人は国勢調査の登録のために、ふるさとベツレヘムへ向っていました。 遅れて着いたのでしょう。ふるさとの村は、登録に来た人々でいっぱいでした。ベツレヘムにはもう彼らの親戚もありません。旅館をさがしても、人がいっぱいで、泊まる所がありません。 とある主人が、気の毒がって家畜のお部屋を貸してくれました。 彼らはそこに旅の荷を解きました。 ふかふかのベッドはなく、ふかふかのわらの上に休みました。 やがて、産声が聞こえてきましたよ。赤ちゃんが無事に! かいばおけが、赤ちゃんのベッド。 野原で羊の番をしていた羊飼たちがやってきました。 天使が「救い主が生まれた」と知らせた、 「天には栄光。地には平和があるように」 と、天の大軍がコーラスしていたと。 イエスさまに会うためさがして来たと言うのです。 羊飼たちは、この赤ちゃんを見ると、「みんなに知らせてきます。」と出て行きました。 それからどれくらいたったか、ペルシャ(今のイラン地方)から、星の様子を調べていた博士たちがたずねてきて、宝物をイエス様に差しあげました。 きっとクリスマス・プレゼントの始まりでしょう。 この赤ちゃんのお名前は「イエス(英語ではジーザスJesus)」。 お名前の意味は「神は救う」。 のち、人はこの方を「キリスト(メシヤ)」と呼びました。 ジャンル別一覧
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