援助物資の電池が送られていない?
電池メーカーの業界団体が被災地向けの電池を190万個も政府に提供していたのに、政府は被災地からの要請が無いという理由で、その殆どを留め置いていたとの事。通常の災害と違い、県レベルですら機能不全に近い状態。業界側は独自の輸送ルートを構築して支援するという。これではある種の『買占め』?政府が一元的に救援物資を掌握するメリットは効率的な輸送。しかし、全ての物資においても要請が無ければ送らないとの姿勢のままだと、各団体がバラバラに支援を始めてしまう。多くのトラックが長距離を走り始めたら、被災地周辺部のガソリンスタンドはさらに困ったことになるだろう。政府が動かないのなら、各自治体は個別にトラックの業界団体や流通業界と援助ルートをつくることになるだろう。