父、朴正煕氏は語った
韓国の対日感情は悪化する一方。
大統領が自ら、その先導をしている異常事態。
親日的な父親を持つ娘は、やはり
かの国では「民意」に従って反発せざるを得ないのか?
そう思わざるを得ない最近の韓国の情勢です。
その父親は朴正煕氏。
彼は言った。
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わが国の歴史は失敗の記録であった。
わが民族の自立性が欠如し、事大意識と
外来支配に左右された他律性を見ることが出来る。
韓国史の主人公は眠っていた。
これまでの国史は王朝中心観、事大史観によって綴られ、
真の民族史観の形成を見ることが出来なかった。
過去われわれは「歴史を見る目」をもてなかったし、
したがって民族の進むべき道を展望することも出来なかった。
いまやわれわれには「韓国史観」を形成すべき時期がきたのである。
韓国民族の主体性を把握し、韓国史の精神的支柱を回復して
外来文化輸入のための批判的受け入れ態勢を確立すべきである。
朴正煕選集(鹿島平和研究所出版会 1970)
(2)国家・民族・私 P121より抜粋
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さすが歴史に名を残すだけあります。
朴正煕氏のことは、正直あまりよく知りませんでしたが
こんなに的確に、自国を分析し批判できる
稀有な指導者であったことを改めて認識しました。
ここまで性格に批判してしまったから、
暗殺されてしまったのかもしれません。
(なんとなく暗殺された坂本竜馬を思い出しました)
・・・で、翻って、その娘はどうなのか?
ってとこですヨ。
父、朴正煕氏が嘆いた韓国の現状は
まったく変わっていないじゃないか?
・・・むしろ悪化しているような。
そう思ってしまいます。