◎逆境無頼カイジ破戒録篇 Bet.4 「逆襲の糸口」

2011年05月06日

カイジは地下チンチロで大槻とイサワに４万をかけられ負けてペリカ奪われる。
そして、給料日がやってくる。はーい、皆の衆と大槻が給料を渡す。
４，５組みの６人の皆さんは、前借だったため、半分の４万５千ペリカしかもらえない。
このメンバーは侮蔑を言われて４，５組みと呼ばれている。
カイジはこの給料をもらわなければと思うが、そんな気力は残っていない。
一日外出権を諦める。組織が適正と認めた人物のみと書いてある。
外に出たって一千万なんて金どうにもならないと諦める。
幻、決してかなわぬ幻とナレーションが入る。
そして、後ろの人が病気になる。病棟へ運ぶ。
カイジははじめてこっちのエリアにくる。あそこは嫌だと嫌がる。
そこに広がるのは地獄の中の地獄、粉塵に肺を壊した負け組みの末路。
薬は高いからなという。一度体を壊したらおしまいなんだよ俺たちはと教えられる。
そして、カイジは５０万ためるまで耐えてみせると思う。
しかし、耐えられない。ミヨシは、頑張りましょうよという。
あと数時間でしょ、一日外出権ですよね。
今夜大勝してゲットしようっていうんでしょとミヨシがいう。
カイジは救えない男、気が弱いくせにお調子物、１００％人生を失敗するタイプだと思う。
カイジは耐えるというが、俺たちには無理です意志が弱いからと図星いう。
もう博打で勝つしかないんですと出目の傾向を教える。
ハという班長がでると良い目がかならずでてる。カイジがなにかに気づく。
大槻が良い目を出すときは、隣にイサワとムナカワがいる。そして、イカサマに気づく。
あのヤロウ許せねーと思う。殴ってどうなる、そんなんじゃなにも変わらないと泣いてこらえる。

カイジはどうやって壊滅的な打撃を与えるか考える。
めまぐるしく回る思考、そして見える突破口、その糸口。
一人じゃ無理、頭数が必要だと気づく。そして、４，５組みに声をかける。
つくづくお前らって負け組みだな鏡をみてみるがいい一生浮かび上がれない顔だ、
俺もだ、俺も同じ。世間の片隅、そこが指定席、落下に継ぐ落下。落ち続ける落下人生。
なのになんだ、ここでもまた負け組みかという。なんだこれマヌケもいいとこだぜいう。
班長の懐には毎月７２万はいってるという。大槻ならきっとこういうだろうぜ正気の沙汰じゃねえなと。
しかたないじゃないですかとミヨシがいう。
こんな奴相手にするなというと、俺がしめす、俺たちが勝つんだという。
大槻にはクセがあるのさ、ここぞというときに勝負強くなるくせがな。
班長の目をいいあてる。目はシゴロだ。そして、本当にシゴロを出す。
イカサマかーとメガネが怒るが、カイジが止める。そんなことで済ましちゃだめなんだいいから座れいう。
致命的なキズがある、チャンスは一度だけだが奇襲でなんとかできる。
今ここでたたなかったら俺たちは生涯奴隷だ。
そして、手持ちの金を全部だしてくれという。６人の金を集める。６万７７００
この金で１ヶ月をしのぐ。９万を受け取れるようになったら大槻をとる。
マックスでぶつかるんだ、俺たちのなしえる最高マックス。
最終戦略に乗るものは俺の手の上に手を重ねろいう。
みんな、手を重ねる。メガネはどうもこうもねえ、俺はグウタラだグズグズ生きてきた
だが本当はずっとまってたなんとか立ち上がるきっかけをとマエアさんも手を乗せる。
４，５組み結束。どん底のどん底男たちが立ち上がる、打倒大槻！！！

逆境無頼カイジ破戒録篇
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