◎偽物語第十話つきひフェニックス其ノ參

2012年03月28日

＝部屋
ツキヒ：私には正義がない。あるのは、カレンちゃんの正義、お兄ちゃんの正義なんだよね。
：だからファイアーシスターズも潮時かと思ってるんだよね。
→アラ：いいんじゃないか？面倒を見てやってるつもりだぜ。
：面倒って歯を磨いたり、おっぱいを触ったりとか？
：出かけるところじゃなかったの？
→：そうだった。いってくる。
　：そんなみだらなかっこしてるうんだ。ちょっと脱がすぞ。
：いやーーー！！なんで脱がされてるのかな？
→：お前、キズがなかったけ？そういえば、キズが残ってないな。
ついでにオッパイを触る。
：なんで胸を触った？
→：いや、なんとなく。ほら、プヨプヨプヨプヨ。
：足で触るな！妹のおっぱい触りすぎ！
：なんで、彼氏と純粋に付き合ってるのに。もうかえってくんな！
→：いや、帰ってくるぜ、お前のその胸のなかにな。
＝ドーナツ屋
シノブがテンションがあがる
シノブ：これ全部食べてもいいのか？
→アラ：いいわけないだろ。
→：そうだな、三個くらいがいいんじゃないのか？
：恩を売ったほうがいいんじゃないのか？
→：わかった、わかった。五個づつ選ぼう。
→：それより効きたいことがあるんだが。あの二人どうだった？
：決め顔の小娘について、あれは人間ではない。カイイじゃ。
→：名前がヨツギというのが気になるのだが。
：ヨヅルの使い魔みたいなもんじゃ。シキガミといったところかの。
→：カゲヌイは、専門家かな？
：そこまでは教えられんよ。使い魔でもなければ、シキガミでもないのじゃ。
：どうしてもというなら、あの男に聞いてみたらどうだ。
カイキさんがいた。
カイキ：いづれ、すぐに消えてやる。
：お前たちのせいで損をこいたんだからな。教えてやる、金を払え。
サイフとられる。
：まあいいだろう。あいつらは専門家だよ。ゴーストバスター。俺が詐欺師なら、あいつらは陰陽師だ。
→アラ：知り合いなのか？
：名を知ってるだけだ。不死身のカイイなんだぜ。

シノブ：不死身のカイイなど、死ぬほど食べてきた。そもそもカイイは生きてないだろう。
→アラ：僕達が標的でないということは、僕たち以外に吸血鬼がいるというのか？
　；そういえば、僕達以外にもカイイを宿した人間がいるんだよな。
＝自宅
ヨヅルとヨツギが待っていた。
アラ：あなたたちは、僕たちを殺しにきたんですよね？
ヨツギ：勘違いしとるみたいやな。カイイ殺しのカイイの王。すでに解決したことになっとる。
：忍野君のおせっかいということになるんだろうがな。
アラ；どうしてここにいる？
ツキヒがでてくる。
ヨヅルがツキヒを攻撃。上半身が吹き飛ぶ。
アララギが怒って攻撃するが、ヨツギに止められる。
アラ：よくもツキヒちゃんを、ゆるさねー！
ヨヅル：すまんすまん、みてみいや。
ツキヒは、不死身だった。
ヨツギ：あそこのあれは、人間であって人間でない、フェニックスだよ。僕は決め顔でそういった。
シノブ：許さないよ。
ヨヅル：力をなくしたお前になにができるいうねん。
シノブ：いったん引いてくれといっているのだ。
ヨヅル：まあええやろ。ひかせてもらおう。いうても、本当の妹やないんやけど。
アラ；偽者の妹。
ヨヅル：明日またくるわ。それまでに準備しとき。邪魔するならおどれらごと倒したるわ。
：あれはバケモノや、人間を騙してすんどるんやで。そういうのを悪っていうねん。

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