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2006.08.21
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光文社文庫で出ていた「天才詰将棋」(羽生善治)という本。
ちょっと天才詰将棋というネーミングはどうかと思っていました。それはないだろう、と。

羽生3冠が将棋の天才なのは分かりますが、詰将棋の創作に関してはそんなに大した事がありません。あの本に出ているのは1手詰と3手詰だけですし特に真新しいものは載っていません。

それなら羽生さんがエッセーを出せば「天才エッセー」なのか?余計なツッコミを入れたくなります。「羽生の頭脳」という本も知り合いが「凄いうぬぼれだ」とか言っていました。こういうネーミングは本人ではなく出版の企画をする側の人の意向なのでしょうけど。

僕としてはそれ程気にしてはいませんが、人によっては反感を買う可能性があります。そういった事もある程度考慮が必要ではあるように思います。

「新しい詰将棋 初段150題」(羽生善治)が成美堂出版から最近出ています。これはまあまあ読み応えはあります。詰将棋に関しては易しい手筋物が中心で新作とは言えない物が多数ですが・・・・・・。次の一手もあり悪くないと思います。

・・・・・・何だか歯に引っかかるような言い方でしたが。決して羽生さんを非難しているつもりはありません。この成美堂出版の詰将棋のシリーズで一番ひどいと思うのが先崎学八段の本ですね。余詰あり一段ズレている作品ありのツッコミ所満載でした。





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Last updated  2006.08.21 20:34:23
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