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先日の名人戦第4局は森内名人の勝ちでしたが、羽生さんの負け方があまりにも不可解なもののように思えました。
3手目2五歩から結局あのような将棋になった訳ですが、3三~4二角のルートから7五歩と交換に行って先手が7九角から3五歩と行けば明らかに手損となるのは分かり切っています。いかに形の違いを活かすか、どのような作戦があるのか……と注目されていたと思いますが、変化出来ずに収まったようです。 その後も粘りを欠いた手順で一直線に手負け。1手は確実に違っていたように見えます。実質何手違っていたのでしょうか……? 粘っても結局は押し切られる事になり易いとも言えますが、本譜の順では素人目にも駄目そうに見えました。これが9時間の持時間で羽生さんが指した将棋なのか……? 一体全体、何が起こったのだろうか? (勝った森内さんを褒め称えて、3手目2五歩を「すごい手を指した」などと異様なまでに持ち上げている人もいましたが、そもそも振飛車党にとっては何でもない手だし(まあ最近のゴキ中や角交換の振飛車ではそうとも言い切れないですが)、いくらでも対応の仕方はあるはずです) 人間には波があって当然だしたったの1局で何が分かるのかと言われそうですが、たったのあの1局で、何だかガラリと物の見方が変わったような感覚にとらわれてしまいました。 それは電王戦の事です。 羽生さんが電王戦で指す将棋を見てみたいかどうか、という事です。 今迄は、単純に考えればそれは『見たい』と思っていました。 実際問題、指すとなれば立場の事とか様々な事情で難しいものがあるだろうとは思います。簡単に実現するとは思えないけど、単純な話、羽生さんがコンピューターと指す将棋を見たいかどうかと言われれば、当然ながら見たいと思いました。 勝ち負けを超えて、どんな内容の将棋となるのか、純粋な気持ちで見たいと思っていた。それがあの将棋を見て、何だか非常な不安にかられるようになりました。 むしろ羽生さんは指すべきではないのかも知れない……恐ろしく失礼な発言になるかも知れませんが、そのようにすら思えてきてしまったのです。 しかし、今日になって別の考えが生まれてきました。 ひょっとすると羽生さんは、本気でコンピューターと指す気なのかも知れない、と。 第3回電王戦に自分の出番を意識している棋士もいれば、全くの蚊帳の外と感じている棋士もいるかも知れない。出る確率が高いと感じている人もいれば、全くないと思ってる人、絶対に断る、という人もいるでしょう。 羽生さんならば嫌でも意識せざるを得ない立場にある訳で、これは想像以上に深刻な問題だと思います。 あの変調(?)は本気でコンピューター対策を考えているから……そうなのかも知れません。本気でコンピューターと指す事を考えるなら、平静でいられるはずがない、とすら言えます。 単なる思い付きに過ぎない話ですが、もしかすると名人戦7番勝負が終了した後で衝撃の発表があるかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.28 21:27:20
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