将棋雑談アレコレ　（ＳＤＩ）

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• 筋肉の記憶力

  「午前中の方が筋肉の記憶力は良い」そうです。だから筋トレは午前に行う方が良い、と。将棋の勉強や訓練も午前中にやった方が良いのでしょうか？スポーツの世界はいろいろと科学的に解明されていますが将棋の世界は遅れています。「有酸素運動」や「無酸素運動」という言葉もあります。息を止めて、あるいは呼吸しながら詰将棋を解いたりするのは効果に影響があるのか？チェスの世界はプレイヤーが体調や栄養、スケジュールの管理等の専門のスタッフを雇ってチームを作って競技に臨んでいるそうです。羽生四冠がそのようにしたい、と言っていたような・・・・・・。これもいい加減な記憶ですが約２０年前に読んだ雑誌に書かれていたのですが、チェスの世界チャンピオンの賞金が９７億円だとか・・・・・・米長名人時代にフィッシャーを呼んでチャンピオンと名人で対談をしよう、という話が出たけどフィッシャーを呼ぶだけで１億円かかるという事であっという間に没になったとか。とにかく向こうはケタが違うようです。色んな面で将棋は遅れています。

  2006.03.02

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• 小久保選手

  ＴＶのスポーツニュースで見ましたが巨人の小久保裕紀選手が自費で自分の写真入りの小冊子を制作して路上で自ら配布したりスポーツ店に置かせてもらうように頼んで歩いている、という話をやっていました。今迄は野球少年に指導したりはしてきたけど、野球に興味の無い人達にも野球に興味を持ってもらいたい、という気持ちからそういう行動に出たそうです。完全なボランティアです。野球のようなメジャーなスポーツでもファン離れの危機感を持って一流の選手がそのような活動をしている・・・・・・。将棋界でも見習って真似るか、応用して何かをやるべきではないかと思いました。

  2006.03.01

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• 数字・・・

  将棋は分からない人にとっては本当に分かり難いというか、スポーツならよく知らなくても見ていて何となく面白かったりしますが、将棋は見ていてさっぱり分からない。どの辺が凄いのか、あるいは大した事がないのか。過去に将棋界が注目を集めたのは主に『数字』が絡む事でした。　　２１歳の谷川名人　　羽生７冠王など。昨年は瀬川さんがサラリーマンからプロを目指してそのドラマ性に人の目がひきつけられましたが・・・。（「６１年振り」という文句もありましたが）コンピューター関係でもいくつか話題があり、米長連盟会長に代わってから色々と打ち出してはいるようです。具体的な数字が出れば一般の人にも分かり易い。先日も「谷川九段１１００勝」の話題がＴＶでも報じられました。将棋界としてはこれからバンバン数字をアピールしていくべきではないかと思っています。・・・・・・これはまだ考えがまとまっていない話なのですが、対局中での読みについて例えば何手の詰みを何分で読み切った、というような事を強引に数値化するとか・・・・・・。変な話ですが。どうもアイディアがまとまってないのですがそのような試みがあってもいいような気がします。「記録が出ました」という感じでニュースになれば・・・・・・。昨年は横浜のクルーン投手がスピードの記録を出しました。直接それが試合結果に結び付くとは限らない事でもニュースとして取り上げられる事を生み出す工夫があってもいいと思います。後日書くつもりですが「棋士の頭の中を調べる」というテーマを持っていますが、その研究が進めばそういった数値化についても案が出てきそうではないかと思っています。

  2006.02.28

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• 月下の棋士

  「月下の棋士」（能條純一）という漫画が以前ビックコミックスピリッツに連載されていました。単行本は３１巻（くらい？）で完結しています。将棋漫画では「５五の龍」（つのだじろう）が古典で名作だと今でも言われています。「５五～」の時はタイムリーには知らないけど「月下の棋士」は唯一漫画として成功した将棋漫画ではないかと思っています。どうもこの漫画に対して悪く言う人が少なからずいるような気がします。「作者は将棋を知らない」だとか余計な事を言う人達がいます。将棋は詳しくても漫画に対する理解の足りない人達が勝手な理屈をのたまわっているわけで、現実をそのまま描いて面白いのか？漫画として成立するのか？という事を逆に言いたい。「月下～」は「漫画だねえ・・・」の一言で済ませられる、ある種の迫力の中に笑える要素を盛り込んだ大変優れた漫画だと思います。「巨人の星」の消える魔球とか「ドラゴンボール」のかめはめ波とか「北斗の拳」の北斗神拳とか、これらについていちいちケチをつける人はいないわけで、そんな独自の世界を描いています。年配で漫画に理解の浅い人が多いのも理由かも知れません。将棋漫画というのは数が少ない。漫画としての題材として難しい。（僕は色々アイディアを持っていますがそれはまた後ほど）将棋ファンの目が慣れていない。野球漫画なら星の数ほど出ているわけで、それらの一つ一つにいちいち目くじらを立てられるわけもない事で、将棋漫画も色々と沢山出るのが望ましい事です。沢山あって一つのジャンルとして確立すれば、正統派あり、ふざけた作品もあり、名作もあれば駄作もあって当たり前で、そうなれば将棋ファンの目も肥えると思います。なかなか実現しない話だと思いますが・・・・・・能條純一氏は「哭きの竜」という麻雀漫画もヒットさせました。麻雀も将棋もよく知らないそうでこれは凄い事だと思います。

  2006.02.27

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• 林葉直子

  実は不倫の事もヌードの事もそんなに知らないのだけど、最初のヌード写真集の時に「将棋を広めるため・・・」というようなコメントがあったと思う。これについては何となく気持ちが分かるような気がするのである。むかーし、に「なるほど・ザ・ワールド」か何かで聞いたような記憶があるけど、ブラジルかどこかでは（いい加減な記憶）スポーツ選手等がヌード写真集を出すのはごく普通の事、という話だった。彼女の考えというのはそんなに間違ったものだとは思えない。ただ日本という国でしかも将棋界という閉鎖的な世界でそれをやってもなかなか理解されないのは仕方ない。僕は彼女が失踪とかする以前から、彼女は早く引退して作家活動に専念するのがいいと思っていた。それが彼女を勝負の世界の悩みから解放してなおかつ小説家として名を高め、そして将棋界のイメージアップにもつながる最良の道だと思っていた。事態は悪い方向に行き、林葉直子というスターを失ってしまった・・・・・・これもいい加減な記憶だけど、最初の失踪の時の直前の対局が碓井涼子（当時）に負けたものだったような・・・・・・（？）。どうでもいい、というか少し気になる事だが。最近の噂では六本木で始めたカレー店をやめたとか、ある将棋漫画の原作者が彼女であるとか聞いているけど真偽のほどをまだ確かめていない・・・・・・。

  2006.02.25

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• 片上大輔と北尾まどかが婚約

  タイムリーな話題だけど、２／２３に連盟に報告があったそうです。片上大輔と言えば東大生プロとして割と話題性のあるプロで北尾まどかは、デビュー前からＨＰを作っていてその方面で人気のある女流でした。僕もアピールしてつばをつけておこうとしてたんだけど、その後忙しくなって疎遠になって行きました・・・・・・。この「つばをつける」という言い方は本人に直接メールで送ったりしてて本人もさほど気にしていない様子でしたが。地元の重鎮Ｓ氏の話によると度胸の座った秒読みをするそうです。バイオリンの趣味があるそうで。割と気にかけている女流ではありました。女流と言えば、某女流は指導対局で子供相手に怒鳴ったりする事がしばしば。また別の女流はアマの指し手に対してバカにしたような態度をとったり、大盤解説で自分は分かるからと駒の動きを省略したり、言葉使いがなってなかったり・・・・・・悪い例をあげてますが、どうも男子プロと比べてレベルが低いのは当たり前なんですが、修行が甘く人間的にも鍛えられていない、という印象を受ける人達がいます。子供相手に怒鳴ったり、アマの手をバカにしたりするのは、確かに上達の過程において幾つかの壁を超えて来てある程度のレベルにあるわけだけど、真に苦労を知らないというか、本当の意味での余裕を持ってなく、下手な人＝アマが存在するからこそプロという商売が成り立つ、という事を分かっていない。将棋に対する考え方がある型に固まっていてその奥を知らない。男子プロが全員人格的に何の問題もない、とは言えませんが女流にはどうもある種の甘さを感じる部分があります。将棋の普及に際して女流棋士の存在というものは大きく色々な役目を持っています。連盟の方で棋力を求めると同時に普及活動における態度等の教育をしていく必要があるのではないかと思います。

  2006.02.24

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• アマチュアは不滅（？）

  もう１～２年前になると思うけど、知り合いの人がバンドを作って初ライブをやるというので生まれて初めてライブハウスという所に行きました。行って見て将棋の世界との共通点を考えられずにはいられなかった・・・・・・。出演している人達はプロではない。だけどそこへ出られるだけの練習をして準備をして来ている。一定のレベルにないと出られないだろう。バンドを結成して練習してきて、その方面での知り合いが出来、色々な情報が入ってきて、アドバイスもうけ、ライブが出来るという手応えを感じ・・・・・・様々な事をその一日で想像した。結成から約１０ヶ月と言ってたから、休みの日には皆で集まって練習し、普段からでも四六時中音楽の事を考えているんだろうな・・・と思った。将棋の世界もそうで、アマチュアでも一生懸命やってる人達は３６５日、２４時間将棋の事を考えている。自分もそんな世界を垣間見ているから分かる。プロに比べれば未熟で、だけど皆色んな人生を生きて来て普段の生活がある。練習さえしていれば誰にでもチャンスがある、というかそれぞれのレベルでそれなりの楽しみ方が出来る。作家の筒井康隆が冗談交じりに「アマチュア作家＝締め切りや枚数に制限のない、幸福な作家」と書いていたけど、アマというのは皆好きでやっていて、ある時離れたりしてもまた好きな時に戻って来られる。プロというのはその時の状況によって存在出来ない事もあるけどアマチュアは不滅だな、と思った。初ライブからしばらくが過ぎ２回目もあった。最近会った時に聞いたら「あまり練習してない」という話だった。謙遜かも知れないけど、この辺がアマらしい話だと思った。ある程度で満足してしまうのか、情熱が続かないというのか、ある時期集中的に物凄く上達してもそれをずっと続けられない。いかに情熱を持ち続けられるか、突き抜けて行く人間はそこが違うのだろう。アマチュア同士として色んな共通点を感じたけど、将棋の世界は女性が少なく色気というものが皆無に近い。その辺が羨ましくもあり、なかなか世間で受け入れられにくいものだと感じている。

  2006.02.23

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• 升田幸三

  さて、何から書こうか・・・。とりあえず僕の尊敬する歴史上の人物は升田幸三です。人によってはもっと偉い人がいる、とか好みとか色々あるでしょうが、とにかく私が好きなのは升田幸三ですね。自伝の「名人に香車を引いた男」は１０回以上は読み返しました。面白いのなんの。現在ファンなのは谷川浩司ですが、最近あまり活躍されないので辛いですね。今期は順位戦トップですが、谷川ファンとしては勝負を超越して別の楽しみ方を探すのが賢明なのかな？と思っています。華のある棋士が登場するのは将棋界にとっては大事な事で、分かる人だけに分かる、という世界では困る。瀬川晶司さんの話題は昨年、ＴＶその他で取り上げられ久々に将棋界が注目を集めました。現在、日本中に知られている最も有名なプロ棋士の一人です。藤井猛九段が知り合いから「瀬川さんを知ってるなんて凄いですね！」と言われたとか・・・・・・。竜王を３期も保持し現在Ａ級棋士である藤井猛と比べれば瀬川さんは実力、格から言えば問題にならないと思うのですが、それだけ世間では将棋は理解されていないのです。

  2006.02.22

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