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カテゴリ:登山
2日目(8/13) 3:18 新越山荘発 山荘の部屋では360度イビキで囲まれなかなか寝付けなかった。 5:05-5:40 ズバリ岳 ズバリ岳の上り中でご来光。さすがに針ノ木岳までは行けなかった。北アルプスの朝を暫く堪能する。 6:17 針ノ木岳【二百名山】 ズバリ岳から見たときは人が居たが誰もいなくなっていた。ご来光を見て帰ってしまったようだ。 6:43-7:09 針ノ木小屋 昨年はここから雪渓を通って扇沢に下山していった。 山の上でのHaagen-Dazs(600円)は格別の味だ。目指す槍ヶ岳を望むこともできる。私にだって槍ヶ岳ぐらい見れば分かるよ~。 ここからのルートは2つある。蓮華岳を周るルートと針ノ木谷に一度下りて上り返すショートカットルート。時間短縮のためにショートカットルートを選択した。 ここは登山道なんだろうか?ほとんど踏まれていないルートのようだ。誰にも会わないしちょっと不安になってくる。 下っていくと沢にぶつかる。天気も良かったので前日の上着を洗濯でもしてみる。 沢下り、印があるがここは普通に通れるのか?沢に入る事が前提のような、濡れずに渡るのが難しい。 8:37 針ノ木谷出合 黒部湖(平ノ渡場)への標識はあるが、船窪乗越への標識がないのが気になる。ルートは合ってるのだろうか? 谷に下りてからはひたすら沢を下流に向って進む。すぐ船窪に上り返す入口があるはずだがまったく現れない。不安になりながらも印がある方向に突き進む。 登山口が復活したようだ。今までは沢全体がルートみたいな所があって不安に感じたが少しホッとした瞬間。 ちょっと休憩。沢の水は美味しい。アイシング気持ち良い。谷から見る景色も最高だ。 沢を突き進むと湖が見えてきた。予想通り黒部湖まで来てしまったようだ。 さすがに戻って船窪のルートを探す元気もない。コースを確認して奥黒部ヒュッテより水晶岳に行くルートを発見したのでそこからルートに復帰するように変更。 湖沿いのトレイル。アップダウンが少なくて走りやすい。なんとか当日中に水晶小屋まで行きたい。時間に余裕もないので少しランを入れる。ここは渡し船とトレッキングを楽しむ人がいるみたいで何人かに遭遇した。針ノ木谷であったのは1人だけだったのでちょっとホッとする。 12:10-21 奥黒部ヒュッテ ペットボトルが400円と安い。読売新道の上りに備えて一本はその場で、一本は持って出発した。12時が過ぎており、話では夜には雨が降るかもと。ここからは水晶小屋まではかなり距離もあり、少し不安もあるが先を急ぐ事にした。 序盤から急登が続く。下りてくる人はいるがさすがにこの時間、上っていくのは自分だけのようだ。みんな心配して声をかけられる。途中途中に標識がある。1/8、2/8・・・、まだまだ先は長い。 おぉ、頂上らしいものが見えた。っと思ってからがかなり長い。頂上と思いきや更に後ろに違うピークが待ちかまえている。これに10回近くは騙された。 15:48-56 赤牛岳【二百名山】 なんとか頂上到着。水の残量はすでに切れていた。ゆっくりしている余裕もない。 水晶岳の矢印を確認してスタートしたが印がまったくない。360度同じような大きい石だらけの景色が続く。方角的には上ってきた方と反対と思って尾根に沿って進む。ちょっとどうみてもルートを外れたとしか思えない。さすがに危険と再び頂上に向って引き返す。 16:27 赤牛岳再び(苦笑) ロスタイム30分。ただでさえ水が無く、時間的に余裕も無いというのに… 再びコースを確認して進む。 今度は正しいルートのようだ。走り易いコースではあるが、水が切れていて危険な状態でもある。無駄にエネルギー消費はまずいと思い極力省エネモードで進む。 水晶岳手前ではテントを張っている人もいた。ビバークには持ってこいの場所だか、水が無い状態、早く小屋を目指した方が安全である。 18:31 水晶岳【百名山】 ガスって視界無し。何が水晶なんだろうか? 18:52 水晶小屋 なんとか小屋に到着。すでに時間は7時と暗くなり、ちょうど雨が降ってきた。 まずはポカリ500mlを一気飲み。炭酸も足りない、サイダーも一気にグイっと。夕食付きとちょっと贅沢に。夕食はカレー、それもおかわり自由である。お腹が空いているはずなのに食欲が無くなっていた。 この日はぐっすりと眠れた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.18 23:14:07
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