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テーマ:海外生活(7780)
カテゴリ:パリ
今日の夜は某寮でお茶のセレモニーがあった。
てっきりお茶をたてて寮のみんなでマッタリして 日本式フェットか?!とかなり期待してた。 実際は、大学で発表してるようなパワーポイントを使っての 茶道レクチャー。仏語で。日本史や歴史人物を掻い摘んだりしてた。 日本人としても、へぇボタンを押したくなることばかり。 茶室のインテリアの種類や庭の写真をみて 川辺の水の流れに沿って石が敷き並べている様子を素敵だと思った。 16世紀ごろに存在したお菓子の写真を見ては うぉーたらふく羊羹が食べたくなったと思った。食い気食い気。 なかでもお茶を頂く際に食す季節にちなんだお菓子を 1月から12月まで説明してくれた。 6月だったら朝顔のかたち、11月は紅葉のかたちのお菓子など。 2月のお菓子で 真っ白い細長の饅頭に小さな 丸く窪むような色をしているところから くすんだ緑が川の字になびいていて ええと、これってシンプルで格好良いけど温泉の印?とおもってたら 「イメージしてくださいね、これの白は雪を表しています。 この深緑の部分は暖かくなった土でして、そこから芽が出始めている、 春の兆しをあらわしているのですよ。」 と説明され、なるほどー 仏語で風流感じちゃったよー。 と不思議な気持ちに。 ほとんど外部の人ばっかりで前住んでいた寮の人も全然見かけず 20代前半の女性も(仏も日も)見かけず。 しょぼーん(´・ω・`)してたんですが、 金平糖を何年ぶりか覚えてないくらい久々に味わって満足でした。 それより気になったのは前の仏人が研究熱心に ノートにメモをとっていてなんだかうれしいなーと見ていたんだけれど。 違和感を感じたんですよ。ノートの方向に。 A4サイズで横線がひいてあるタイプだった縦長のノートを 日本の作文原稿用紙みたく横長にひっくり返して なおかつ左手で左下から上に向かって筆記体で書きなぐってるんです。 そうすると首が骨折するんじゃないかと思うほど90度に左に曲げなければ 文字が見えないんじゃないかとちょっとはらはらしてみてたんですが、 別に彼の首はまっすぐのまま、 黙々と左手首を垂直に縦型に下からフランス語を書いていく。 なんだろう。日本の縦の字に憧れてそんなことをしてるのか、 格好よく筆記体を書きたくてわざと寝せて書いてるのか、 いろんな国籍の人と一緒に授業受けたりノート見せてもらったり 連絡先書いてもらったり字を書くところを見てきたけれど、 こんな書き方は見たことが、ない。 一瞬知り合いに似ていてどきりとしたけれど 手をよくよく見れば別人だとわかった。 地球は広い。 んでこういう日に限ってカメラ忘れるんだ orz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月28日 06時41分49秒
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