コリン ウィルソン (著)「アトランティスの遺産」★★★★☆
アトランティスの遺産 コリン ウィルソンくらい一言で語れない作家はいないのではないかと思う。 映画化までされたスタンダードSF「宇宙バンパイヤ」、「スパイダーワールド」シリーズの様な絶品ファンタジー、オカルトや犯罪ものまで、間口が凄まじく広い。 そのなかで本作は、グラハム・ハンコックばりの超古代文明もの。 「世界各地の古代文明は幻の大陸アトランティスの遺産なのか?」 説得力があり、想像をかき立てられる。 この作品を読んでいたお陰で、高野 史緒の「ラー」、J・P・ホーガンの「揺籃の星」を一層楽しく読むことができた。 コリン ウィルソンの諸作品が、もっと日の目を見るといい。スパイダーワールドシリーズなど、多くの人に読まれれば大きな話題になる作品だと思うのだけど・・・ソーテック ノートパソコン WinBook WD351