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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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May 20, 2007
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「別れても好きな曲」

 今日のピアノ四重奏は、前回の練習時とメンバーが微妙に異なり、トニー(バイオリン)、僕(ビオラ)、ボブ(チェロ)、セス(ピアノ)という濃い面々になってしまった。

 3楽章と4楽章を中心に練習。

 例の名曲アンダンテ(3楽章)、不思議なほどに懐かしく、親しみを感じる。どっかで聞き慣れてるような気がすると思ったら、ブラームスの交響曲1番の2楽章を髣髴とさせる。例のコンマスのソロの部分。しかも調性(ホ長調)も同じだし、三連符の分散和音のピチカートで上昇して曲が終了するとこまで同じ!

brahms1

 ところで、トニー氏の説によると、この楽章はブラームスがクララ・シューマンに宛てたラブソングなのだとか。確かにバイオリンとチェロの二重奏は愛らしきものに満ち溢れている。

 しかも、トニーにとっては、別れた奥さん(チェリスト)との想い出の曲でもあるのだとか。昔よくお二人で一緒に弾いたらしい。彼がいきなり目に涙を溜めて語り始めるものだから驚いた。

manhattan


 今日のニューヨーク地方、暑くもなく寒くもなく、快適そのもの。

 果たして、こんな外出日和に、いい歳こいた男どもが四人も室内に閉じこもって、愛だの恋だの語りながら楽器を弾いてる場合なのだろうか???





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最終更新日  May 24, 2007 06:32:54 AM
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