カテゴリ:音楽(クラシック)
「不死鳥」
ハイドンのカルテットの中でも、ずばり彼の代表作、不朽の名作と言ってよい。 二週間前に弾いた「蛙」もそうだったけど、ニ長調って「定番」な感じがして、それだけで名作に思えてしまう。 さて、この曲がなぜ「ひばり」と呼ばれるのか。 今日一緒にこの曲を練習した面子はそれぞれ全く別の解釈をしており。 ピーター (vn1) は、自身の弾く冒頭の主題が、ひばりが優雅に舞ってるように聞こえるという解釈。 ボブ (vc) は、3楽章に出てくるビオラの「合いの手」がひばりのさえずりみたいという(ぶっ飛んだ)解釈。 僕の意見としては、終楽章の16分音符が、ひばりが羽をバタバタさせてるみたいだから。 ジム (va) は無関心。どーでもいいらしい(笑)。 そもそも、ひばりってどういう鳥なのか、誰ひとりとしてきちんと語れない僕ら。 一応、世の中の通説としては、ピーター説が正解らしい。1楽章のファーストの「舞い」を称す。 ちなみに、終楽章の無窮動については、むしろ英国舞踊の形式にちなみ「ホーンパイプ」との愛称もあるとか。 またひとつ賢くなっちゃってご満悦のワタクシではあったが、それよりなにより、いつも思うのだけれど、無数にあるハイドンのカルテット、一曲たりともハズレがない。スゴすぎ。 セカンド弾いてても、心の底から楽しいと思える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 7, 2008 06:58:03 AM
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