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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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Oct 18, 2009
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 肌寒い週末でした。お山のほうでは雪が積もったとか。

 昨日今日とオケの演奏会に出演いたしました。同演目を二夜連続で。
 僕はビオラ最後列のウラ、スタンドパートナー(プルト相方)はクリスさん。

 1曲めは委嘱作品かなんかで、曲名は忘れました(←おい)。なにしろ世界初演だか米国初演だかで、音源は手に入らないし譜面は間違いが多いし。
 弦楽合奏とフルートを従えたピアノ協奏曲という編成。ジャズの要素がふんだんに取り入れられててかっこよい曲でした。独奏ピアノのカデンツァ(アドリブ)つき。

 2曲めはモーツァルトのピアノ協奏曲21番ハ長調
 1曲めの現代曲もそうでしたが、ピアノ独奏者は二晩の本番で全く別のカデンツァを披露なさいました。技巧といい構成といい、天才の天才による天才のための音楽という感じで、ただただ呆気にとられました。
 あと、映画「みじかくも美しく燃え」で使われた例の2楽章アンダンテ。弱音器つきの弦のピチカートが安っぽい音にならないようにするのが難しいし、音程もなかなか合いにくい。どっと疲れました。

 後半はチャイコフスキーの交響曲4番
 個人的には四月にナマで聴いたグスターボ・ドゥダメル指揮シモンボリバル・ユースの印象があまりに強すぎて、いまだに立ち直れておらず。
 練習すればするほど報われる曲のはず、と自分を信じ続けて本番を迎えました。多少の事故はあったものの、本番は激しく燃えられたと思います。
 今日をもってあの1楽章モデラート8分の9拍子のヘミオラの悪夢から解放されるわけで、それって嬉しいような寂しいような、いや、やっぱり嬉しい。


  viola 101809.jpg ビオラ軍団
 

 本番そのものも楽しかったけれども、なによりリハーサルが充実してました。
 このオケ、こてこてのアマチュア団体なのに、あちこちのパートに賛助出演者が潜んでて、しかもコンマスまでもがプロの客演。本番直前に弓づかいをガンガン変えまくっちゃってたのには焦りましたが、彼の奏法は実に参考になりました。
 あと、協奏曲の超人ピアニストがゲネプロで我々に熱く語ってくださったモーツァルト観には目からウロコでした。

 本番後は呑み会。二夜ともそれぞれ打ち上げてしまいました。団員だけでなく聴きにきてくださった友だちも含めてドンチャン騒ぎ。





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最終更新日  Oct 19, 2009 01:03:11 PM
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