1437221 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
Dec 12, 2009
XML
カテゴリ:映画、テレビ
「失恋レストラン」

 現在NYリンカーンセンターで催されているスペイン映画祭から、Mediterranean Food とかいう題名の喜劇を鑑賞した。ホアキン・オリストレル監督。
 劇場は満員御礼、スペイン人らしい観客も多数。

 海辺の小さな町で生まれ育ったお転婆娘(←死語?)の話。二人の男を悩殺/翻弄しながら、料理人としての頭角を現していく。

 快活なテンポでどんどん話が先に進むのは小気味いい。みんな自己チューなんだけれども、さすがは南欧、ほんとに陽気だし、人生を楽しむのが上手い。失恋してもただでは起きない。仕事でも遊びでも失敗を笑い飛ばして前に進む。面倒なことはマニャ~ナ~(=明日)。常に右手には煙草、左手には葡萄酒。
 海鮮料理の映像も次々と出てきて、観ててヨダレ大放出。

 興味深い台詞もあった。食材を活かしつつ味付けにもこだわることはもちろんだが、その瞬間の即興性も大切、とか、心の乱れが料理に出てしまう、とか。楽器の演奏などあらゆる芸術表現と共通するものがある。

 この映画、今まで自分が観たスペイン映画で最も気に入った。←あんましスペイン映画観たことないけど
 かなり客ウケしてたので、今回の映画祭での上映だけにとどまらず、近い将来、正式に米国内で劇場公開されそうな予感。もしかして日本でも配給されるかも。

 ところで、女性の料理人を描いた近年の映画といえば、「マーサの幸せレシピ Bella Martha/Mostly Martha」(2001年ドイツ)と「幸せのレシピ No Reservations」(2007年アメリカ)あたりか。
 いかに料理が美味しそうに撮られてるかも大切。


   lincoln center.jpg
   ↑リンカンセンター付近の今年のクリスマス装飾はこんな感じ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Dec 17, 2009 09:32:47 AM
コメント(0) | コメントを書く


PR

フリーページ

日記/記事の投稿

カテゴリ

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X