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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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Jun 12, 2010
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カテゴリ:映画、テレビ
「唄ぢから」 ★★★☆☆(三つ星)

 五年前のスウェーデン映画。日本ではすぐさま公開されたらしいけど、こちら米国では劇場非公開。今ごろになってやっとDVD化。
 こうゆう地味でわかりにくくてハッピーエンディングぢゃない映画、そりゃ米国人には絶対ウけないと思われ。

 as_it_is_in_heaven.jpg 米アカデミー賞外国語映画の候補作品


<内容>

 世界的に有名な指揮者が、体調を崩してしまい、スウェーデンの故郷の村に何十年ぶりかで帰郷する。ひょんなことから地元の村民合唱団を指導することになり、ひとクセもふたクセもある団員たちと交流し始める。
 のどかな田舎だからこそ濃い人間関係や嫉妬、見栄が見え隠れ。


<感想>

 長い映画だし、余計と思われる場面も多々あったので三つ星どまり。でも面白かった。

 愛と感動のお泪ちょーだい映画にすることもできたはずなのに、ちょっとハズした喜劇風味がピリリと効いてて、そこが良かった。例えるなら、三谷幸喜の脚本のような書きかたがされてる。←舞台的な役者間のマのとりかたとか

 指揮者である主人公が言う。歌を唄うには、実は指揮者なんか不要で、互いの声に耳をすまして、自分にとっての最良の発声法を探しなさい。
 このあたり、映画で最も軸となってる部分かと。


追記: この作品の邦題を見て思い出した。以前に、安田成美、由紀さおり、小林薫らの主演で「歓喜の歌」だかという映画があった。実は気に入ってる(特に配役が)。






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最終更新日  Jun 14, 2010 12:22:41 AM
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