カテゴリ:音楽(クラシック)
「炎上」
今回の四重奏ごっこ後半は、こうゆうときでないと滅多に弾く機会がないであろうと思われる曲を選ばせてもらった。Vn1 ぼく、Vn2 Kさん、Va フレッド、Vc T君。 メンデルスゾーンって、あんまり頻繁に弾きすぎると飽きそうだけれども、たまぁーに弾くぶんには楽しい。彼特有の「型」を理解して弾くとさらに楽しめる。←がんがん盛り上がって、いつのまにかユニゾンになって、でも最後はしっとりピアノ、とか。 この曲にもやはりお約束の「con fuoco」が出てくる。彼って、燃焼ヲタク炎上ヲタクなのか、この言葉を乱用しまくるので、もはやどれほどの意味を持つのかわからなくなってくる(笑)。確かシューマンも「mit Feuer」という表現を好んでたよーな。 ぼくとしては、この表現を見るたびに、熱血野球少年の星飛雄馬が目に炎をギラギラさせながら「重いコンダラ」を引っ張っる感じ(?)で弾いてみるのだけれど、ちょっと違うかも。 メンコン並みに難しいとこも多いわりに、メントリやメンパチほどの名曲ではない。メンカルのなかではくどいほう。ファーストが停滞することなくサクサク進むように心がける必要がある。 ちょっとした音符が駆け抜けるとこで、いちいち臨時記号が出没する点にもてこずる。 ぼくはファースト弾いてるわけだし、しかもこの曲やろうと言い出した手前、きちんと丁寧に弾かなきゃマズい。 でも、慎重すぎる演奏も考えもの。基本的には彼の音楽は「お坊っちゃん」音楽なんだろうけれど、もっと冒険して弾いてみるべき。テンポ揺らしたり、強弱を誇張してみたり。 「炎上をおそれるあまりに、あたりさわりのない無難な意見しか言わなくなってしまった毒舌ブロガー」みたいな消極的な演奏になってしまっても面白くないし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 3, 2013 07:34:45 PM
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