1437287 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
Apr 13, 2013
XML
「復唱するは我にあり」


 schubert.jpg Vn ぼく、Pf ダン、Vc トビー


 今日はNYで開催された室内楽勉強会/ワークショップを受講。
 ぼくらのユニットを指導してくださったのはピアノ弾きバーバラ先生とセロ弾きブライアン先生。お題はシューベルト変ロ長トリオ。1楽章と2楽章を診ていただく。

 先生方から指摘されたことは主に以下の通り。あーしろこーしろ式のご指導ではなく、疑問を提示し、あとは三人で話し合って結論を出しなさい、みたいな。
  • タッカタッカのリズムは、三連符で書かれてる箇所と付点音符とで書かれてる箇所があるが、明確に区別するのか、割り切って同じように弾くのか、三人で奏法を統一すべし。
  • それぞれの楽器は音量や音色がが違うことを理解したうえで、加減して弾くべし。
  • よって、バイオリンとチェロの弓づかいは別に全く同じでなくてもいい。むしろ運弓は異なってしかるべき。
  • 常にピアノの左手を聞きながら弾くように心がけるべし。
  • シューベルトは暗譜しやすい作曲家のはず。楽譜にかじりつかずに、もっと共演相手を見ながら弾くべし。どうせ直前に誰かが既に弾いた節をそのまま引き継いで復唱するだけのことも多いわけだし。

など。

 シューベルトは暗譜しやすい、とあっさり言われてしまい、考え込んでしまった。旋律のリサイクル。
 単なる復唱って実はクセモノで、「簡単」と同義語でははないわけで。

 夕方には修了演奏会にも出演、1楽章を演奏。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Apr 17, 2013 09:40:01 AM
コメント(0) | コメントを書く
[音楽(クラシック)] カテゴリの最新記事


PR

フリーページ

日記/記事の投稿

カテゴリ

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X