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「呉越同舟」(評価 ★★★★☆ 四つ星)
奇しくも先月、ソマリア海賊を描いたデンマーク映画を観たばかりだけれども、今日観た映画も同様の題材。本作では、アメリカの貨物船がやはりソマリアの海賊に乗っ取られ、船長自身が人質になってしまう。 実話を基にしているらしい。アカデミー賞候補作品。トムハンクス主演。 <感想> かなり見応えがある。素晴らしすぎ。よって満点五つ星としたいとこだけれども、心臓の弱い方には薦められないという勝手な理由で四つ星どまり。ぼく自身もう一度観ようとは思わないし、間違いなく寿命が縮まった。自分までもが銃を突き付けられてる人質気分になって、とにかく観てて辛い。 死と隣り合わせでも気丈に振る舞うフィリップス船長。でも、そんな彼もついに最後のほうで冷静さを失う。動転しまくり、涙をボロボロ流す。普段から乗員に冷酷に接してて、決して人間味のあるキャラとしては描かれてなかっただけに、この場面がぐっと活きる。 ハンクスさんの映画はこれまでに何本も観たけれども、本作は特にお見事。さすが。 海賊を演じたソマリア人役者さんも皆さん迫真のご演技。主犯役のお方がオスカー助演男優賞の候補に選ばれた模様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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