ピカルディの三度。～T.H.の音楽日誌/映画日誌（米国発）

「記憶にございません」（評価 ★★★★★ 満点五つ星）

　数年前のブルガリア映画。観なきゃと思い続けてて、やっとDVDを借りた。
　日本語サイトは http://www.kaerou.net/index.html

　交通事故で記憶を失ったドイツ在住の青年と、ブルガリアから駆けつけた祖父との物語。

＜感想＞
　現在の場面と回想の場面が交互に出てくるのだけれど、非常にわかりにくかった。それに、筋の展開にメリハリがなく、なんともビミョー。
　しかし、これ、もしかして超名作かも。とにかく壮大。「ニューシネマパラダイス」を彷彿させると言ったら過言か。評価は甘めに五つ星。
　二人を結びつけるネタのひとつがバックギャモン。ぼく個人としては馴染みがないので、なんかよくわからなかったけど、かなり奥が深そう。