カテゴリ:映画、テレビ
「あゝ無常」(評価 ★★★★★ 満点五つ星)
シリア民主化に向け、武装して立ち上がった若者を描いたドキュメンタリー。日本では現在公開ちゅうらしい。http://unitedpeople.jp/homs/ <感想> 公開当時に劇場で観る勇気はなかったので、ネットに上がるのを待って自宅で鑑賞。そしたら正解。あまりの映像の生々しさに思わず息を呑む。何度も一時停止ボタンを押して、呼吸を整えなきゃならなかったくらい。流血、死体、銃撃などが当たり前のように次々と映し出される。思わず涙ぐんでしまった。辛すぎ。 あんな危険そうな前線で撮影を敢行。外国メディアによる報道目線ぢゃなく、あくまで内部からの視点で制作されてるので臨場感がある。それだけでもう満点五つ星。 中心人物であるカリスマ戦士バセット氏は、英語字幕によるところの「martyr(殉死)」という単語を何度も口にする。アサド政権から自由を勝ち得るためなら死をも厭わない。彼らにとって死は日常のひとこまであり、あくまで淡々と語っているとこが哀しい。 なぜ殺し合わなきゃいけないのか、平和ボケの自分には知識や経験が乏しすぎて、どうもわからない。こうゆうドキュメンタリー観て、確かに参考になった気もするけれど、いや、ますますあれこれ疑問が湧いてくるわけで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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