カテゴリ:旅行記 韓国2 '08.5月
この日の天気予報はソウルでは雨、ソウルから南に95km下った天安市では曇り空でした。 【'08.05.04】 さて、天安駅で下車した私はとりあえず "Information"を覗いてみました。 若い男女二人が座っています。 私はここでも日本語版「独立記念館」の行き方が書かれた紙を見せて尋ねました。 地図にある漢字を見たお姉さんは聞きます。「チュングーサラン(中国人)?」 「アニヨ、イルボンサラムニダ。(いいえ、日本人よ。)」と答える私。 「バスで行くのなら4番です。」と教えてくれました。 けれど時間がない中、あまりにも分かり難いバス停を前に、、、 仕方ない、行きだけタクシーを使おうと乗り場を変更。 そこでお世話になったタクシーの運転手さんは年配の方。 おかげで「独立記念館」という漢字を理解してくれ、記念館まで無事スムーズに行くことができました。 10時半に記念館着。 それから3~4時間ほど滞在しましたっけ。 *この内容については、この次の日に見学した「西大門刑務所博物館」とも関連していますので、後日改めることにします。 (非常に重いテーマでもありますし、、。) 広い敷地を持つ記念館を見て回るだけで、足は棒になってしまいます。 そんな役立たずの足を引き摺りながら、帰りのバス停を探してさ迷います。 しかし大勢の家族連れの車ばかりが目につき、なかなかバス停までたどり着けません。 先程のタクシーの運転手さんがくれた名刺に甘えそうになりました。 いやいや、帰りこそはバスを使うと決めたじゃないの、、心の中で葛藤します。 そんな時、遠くに大型観光バスを発見した私。それに吸い込まれるかのように歩き出しました。 運が良かったのか、近くにバス停が見えてきます。 ほぉ~、これで帰れる。(^。^;) ...さて、天安駅行きはと、、、、、。 ダー!!(ToT) 全てハングル文字!!(ToT) アルファベット表記すらありません。(ToT) ここに来るバスは全て天安駅を回るのか、、? 乗ってしまえば何とかなる??? ・・ただでさえ言葉の通じない知らない国の知らない町。そんな博奕のようなことはできません!! これは困った、困った。(T_T) しかし天は私を見捨てなかったのです!! 「いち、に、さん、し、ご、ろく、??」「その次は"なな"だよ。」 すぐ傍には、本を開いて日本語を勉強している女の子達の姿が! 「あなた達、日本語が話せるの?」 3人は顔を見合せて、「無理、無理。」と首を横に振りました。 それでも私はお構い無しです。 学生なら英語はなんとかなるでしょう。「あのバスは天安駅に行く?」 女の子達は又も顔を見合せ首を傾げます。 う~ん、やっぱり困ったぞ。。('~`;) そんな私の困った表情を不憫に思った彼女達は、バスが来る度に運転手さんに行き先を確認してくれました。 「このバスが駅に行くよ。」 (>_<)゜゜ありがとう!ありがとう!! 思わず彼女の手を握りしめ、この時だけは私の感謝が一番表れる日本語で「ありがとう!」を言いました。 勇んでバスに飛び乗る私!! そして1分後に気付くのです。 やはりハングル文字しか表示のないバスの中。 私はいったい どこで降りればいいというのか。。。(ToT) 目の前には、英語で尋ねても韓国語でしか答えてくれない"しかめっ面"の運転手さんがいるだけです。(>_<) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.13 13:03:07
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