カテゴリ:旅行記 ザルツブルク '07.7月
その山荘からの眺めは、私にとってホーエンザルツブルク城に次ぐ大好きな景色です。*^―^* 【'07.07.16】 先週末、私は高松にある国際交流協会"アイパル香川"で、「ドイツの環境事情」という講座に出席しました。 「ドイツ」。 私はその国を未だ旅したことがありません。 とはいっても、ドイツの南端の端にある"ベルヒテスガーデン"という小さな街に、ほんの数時間だけ訪れたことがあります。 それは、オーストリアのザルツブルクから車で1時間ばかり走ったところにあるでしょうか。 このベルヒテスガーデン近郊に、ナチスドイツの独裁者ヒトラーの山荘があります。 「ケールシュタインハウス」、「Eagle's Nest」という呼び名でも知られています。 残虐なヒトラーのもう一つの素顔を探す時、予言者としての表情も浮かび上がってきます。 私の想像に過ぎませんが、彼は 人並み外れた繊細で研ぎ澄まされた神経の持ち主たったように思うのです。 ただ、その才能の使い方次第で、自分自身だけでなく、多くを巻き込んで身を滅してしまうことも示してしまいましたけど。。。 そんな彼が、最もインスピレーションを受けた場所。 それが、この山荘だったのだとか。 実際に訪れてみて、その感覚がなんとなく分かるような気がしました。 急カーブが続く山道を、専用のシャトルバスで登ります。 バスから降りると、そこからも見晴らしのいい景色が眼下に広がっています。 外は容赦なく強い日射しが照りつける中、山荘に向かうトンネルの中のひんやりとした空気は 一瞬で汗を引かせてしまいます。 そして、トンネルから黄金のエレベーターを上ると そこはすでに山荘の中。 山荘内には、ヒトラーの50歳の誕生日にイタリアのムッソリーニ首相(当時)から贈られた暖炉が今も同じ姿で残っています。 *当時は、昭和天皇寄贈の絨毯(重量300kgを越える絹製の高級品だったとか、、(◎o◎)/)も敷かれていたそうです、、。 山荘自体は、その殆んどを連合軍によって取り壊されてしまい、ほんの一部分しか面影を留めていません。 けれど、山荘のある山頂からの眺めの、、その言葉では言い表せないほどの雄大さと開放感といったら! アジア人の観光客は非常に少ない場所ですけど、大勢の欧米人で溢れる人気観光地。 ヒトラーとは別に、多くの人の興味をひく場所のようですよ。 私のイチオシの景観です。o(^-^)o *ミュンヘンからもツアーがありますが、ザルツブルクからの方が随分と近く、交通の便もいいようです。 *山荘(外観)の写真は('07.09.06日記)に載せてあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.19 22:52:28
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