手前にあるのがプロテスタント、奥の大きな教会がカトリックです。 この写真では霞んでしまっている玉葱状の塔の高さは93メートルもあります。 カトリック教会は1474年に建設が始まり、 プロテスタント教会は1555年のルター派の信仰が認められた「アウグスブルクの宗教和議」を記念して増設されました。 *この歴史的背景と詳細は、('08.11.22日記)、('08.11.23日記)の日記に記してあります。 カトリック教会の中には、細かく見事な装飾品で埋め尽くされた後期ゴシック様式の祭壇があるのだそうです。 「…だそうです。。。」 というのも、煌びやかな祭壇は修復中のために高く壁に囲まれており、残念ながらそれを見ることはできませんでした。(T_T) そしてプロテスタント教会には鍵がかかっており、こちらは中に入ることさえもできませんでした。(><。。) ですから、この教会の地下にある、そして教会の名前の由来となった「聖ウルリヒ」と「聖アフラ」の墓所も訪ねることができていません。 しかし、ここアウグスブルクはキリスト教の歴史の中でも特に重要な生き証人?なだけに、私としても非常に感慨深いものがありました。 また、ドイツは第二次世界大戦で被害を受けた歴史的建造物が多い中、この聖ウルリヒ&アフラ教会は戦火を免れた貴重な遺産です。 * * * カトリックとプロテスタントの両教会は短い廊下で繋がれています。 こちらは普段でも一般の見物客や信者達が通ることはできません。 特別な人物のみ通ることが許されているのです。 「もしかして、私が有名人になったらその廊下を通ることができるの~?」 私は(もちろん)日本語でsuhさんに尋ねてみました。^^ ちょうどその時、suhさんのご主人Tさんもドイツ語で言いました。 「君が名の通った人物になれば、この廊下を渡ることができるんだよ。」 両方の言葉を理解できるsuhさんは、私とTさんとの間でくすくすっと笑います。 「言葉は全く違うのに、二人の会話はちゃんと通じて合っているんだもの~。(^^)」 いつの日か、、、"picchuko大統領"が誕生した暁には一番にこの教会を訪れてみたいと思います。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.18 21:33:04
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