カテゴリ:日本回顧録~準備から滞在~2004年夏
昨日は女性陣からは同意のコメント、男性陣からは、「駐車場でもOK!]というコメントをいただきましたが(笑)、彼女いわく「OK!」といわれた場合の手も考えてあったそうです。笑うだけで、教えてはくれませんでしたが。。。(ちょっと、こわいな)
その気がない女性をおとすのは、難しい!ということです。はい。 ****************** 関東から奈良の実家に帰って次の日、わたしは家にいた。 疲れることを知らないおっとはどうしても外に出たい、というのでバスカードだけ渡して駅前までひとりで行かせた。これぐらいなら、大丈夫だろう。 この間に、大慌てで、今回の帰国の使命のひとつだった自分の部屋を片付けたり、次の日からの友人宅お泊まりのための荷造りにと忙しくしていると、おっとはまたもや得意げな顔で帰ってきた。今度はおつかいではなく、自分で物を選んで買ってきたからだ。 物とは:「5本指靴下」。 「広島のお寺のひとが履いてるのをみて、欲しかったんだよ~。」 (でも、履くのが大変なのと、靴の中がきゅうくつになるのでちっとも使ってないが。) そして楽天をチェックしているとまわりをうろうろして落ち着きがない。 ちょっとぐらい、ひとりにさせてよ(怒)!! そのとき、お泊り予定の友人から電話がかかった。 「旅行、どうだった~?」 わたし「楽しかったけど、ぎっくり腰になっちゃったみたいで、参ったよ。」 友人「え~っ、明日からまた旅行なのに?そうだ!!私が通っているミナミの整骨院に今日、予約入れてあげるから、いきなよ。」 正直言うと、1日ぐらい、家でゆっくりしたかった。 だが、整骨院でマッサージとは魅力的である。ありがたく、お言葉に甘えることにした。 予約は夕方。ついでなので予定に入っていなかった大阪見物を兼ねてそのあとすぐ出掛けた。 わたしにとっては大阪のミナミは庭のようなものなので感動はないが、とりあえずお約束の道頓堀や、かに道楽前におっとを立たせて写真を撮る。 そんな気分が感染してか、おっとも「これって有名なところなの?」と不思議そうである。(あとから日本マニアの友人にみせて、うらやましがられたので、得意になったが。) その後、友人のだんなさんと待ち合わせ、彼の顔利きの問屋さんなどをまわって曽ヱ衛門町の整骨院へ。 テナントビルが建てこんだ中のマンションの1室だった。こんなの外から全然、わからないよ。 トレーナーに着替えて診療台へ横たわる。 先生は眉間のところに金の振り子のようなものをたらして「これで、まず気の流れを良くしましょう。」という。 言われれば、なんかひたいからエネルギーが流れるように感じるのが不思議だ。 そこからマッサージがはじまる。「相当、体中が張ってるわねー。」とウンウンと先生は全力で揉んでくれる。 その間、おっとは興味津々。「どう、気持ちいい?」と何回も聞いてくる。 気持ちがよすぎてうっとりしていておっとの質問に答えるのも邪魔くさいほどだ。 実は何年か前にも、マッサージがしたくて、ミラノでも「北海道で修行をしてきました。」というちょっと胡散臭いマッサージ師(イタリア人)にやってもらったことがある。 このときも「相当、体中が張ってるねー。」と力任せに揉んでくれたのだが、そのあと、体中が熱を持ってパンパンにはれあがり、痛くて痛くて、夜も眠れなかった苦い経験があるので、これ以来、こわくてマッサージはしてないのだが、やっぱり、本場? 日本のマッサージ師はうまい! 舌を巻いたのは、ちょっとさわっただけで「首が。。。もう、お年?」と、イタリアじゃ、あんなに時間をかけてレントゲンまで撮ってこぎつけた首の痛みの原因をあっけなく、わかってしまったことである。 1時間後、完全に体は楽ではないが、だいぶマシになり、まだちょっと痛かった腰は全快していた。 ここで仕事が終わった友人も来たので、皆で彼女が差し入れてくれたアイスを食べ、実家で母も夕食の支度をして待っているので帰ることに。 だが、おっと「僕もやってみたい!」と言ってきかない。 どうして、わたしのすることは、みんなやらないと気が済まないんだ?! 結局「まあ、めったに出来ない体験だから。。。」とやってもらい、お礼もそこそこに、大急ぎで家に駆け込んだときには、赤鬼のように怒りで顔を真っ赤にした母が待っていた。 日本(母?)は時間をきっちり守るのはいいが、こういうところで融通が効かないのでこわい。 もちろん、さんざん怒りをぶつけられたのは、おっとではなくてわたし、である(泣)。 次の日からまた、大阪のこの友人宅に泊まり、旅に出る。 ******************* (つぶやき追記) あれ?昨日はアクセス数がノーマルだったのに、今日はちょっとUP。昨日のタイトルのおかげ? それとも、みんなマッサージ好き?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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