この春の韓国旅行の際に、現地ガイドの女性が、とっても素敵なドラマだと絶賛していたのがこのドラマ。彼女は『主人公のパク・シニャンがとてもかっこいいでしょう』と連呼してたけれど、帰国後レンタルショップに並ぶDVDケースに映る彼の姿は、どー見てもその言葉とは程遠く・・・。
ずっと貸し出し中が続くなか、やっと昨日全巻制覇しました。7月中に10話までをまとめて借りて、今回残りを全部まとめて見ました。前半を見たときはすごくいい感じではまりそうだったのだけど、あまりにも間が空いてしまったせいか、なんとなく感動薄く終わってしまってちょっと残念。全部一気に通して見てたらもっと感想も違っていたと思うけど・・・。
全体的には、今までの韓国ドラマに比べると、垢抜けていて都会的でいい感じ。お決まりの不治の病はなかったけど、出生の秘密と記憶喪失もどきはあった。ただ、重く暗ーい感じではなかったので、サクサクっと見ることが出来ました。コミカルな部分も多く、全体が軽快な感じのせいか、すごく今風で見やすいのかも。ずっと見ていくと、彼女が言ってたようにあのパク・シニャンがかっこよく見えてくるから不思議。途中からムサい男のイ・ドンゴンもとってもキュートな青年に変身して、そのギャップがとても魅力的。
ただ、あれだけ恐れてひた隠しにしていた秘密がばれた後の、世間の反響があまりにもあっさりしたもので終わってしまって『あれっ?』って感じ。もう一波乱ぐらいあってもよさそうな・・・。それに、最後はちょっと長すぎたかな。オチはいらないって感じ。パリでの感動の再会で終わって欲しかった・・・。あれでそれまでの感動が結構冷めた。
ここで1つ気付いた疑問。韓ドラで「ムーンリバー」という曲がよく流れるのはなぜ?
「酒の国」や
「ワンダフルライフ」そしてこの「パリの恋人」。このごろ見たドラマにたて続けに使われていてビックリ。韓国人にとって何か意味深い曲なのかしら?