のらりくらりと・・・あくせくと・・・

見始めたら止められず、日記を書き込む暇も無く、全ての家事を放棄したまま昨夜ついに見終わりました。よく見る画像（下）からして、おもいっきりコメディーかと思いきや、期待以上にとても内容の濃い素敵なラブロマンス＆勧善懲悪ものでした。この画像、ドラマ宣伝のために撮影されたにしては、ドラマの内容とイメージが大きくかけ離れてます。

ユン・ゲサンが老け顔だったので、てっきりジェウォンの方が弟役をするのかと思っていたらなんと兄役でした。それに、画像のせいで「ワンダフルライフ」の初めの頃のいい加減な３枚目役だと思っていたら、どちらかというと終盤の頼れるスンワンと同じく、とても頼もしくて知的で憂いのあるいい男役。「ロマンス」のグァヌや「ワンダフルライフ」のスンワンも好きだったけど、このミンジェが一番好きかも・・・。なにせドクター役ですから、知的で頼もしくて・・・。ユン・ゲサンがいまいち好みのタイプじゃないので、余計ジェウォンが輝いて見えました。

一番意外だったのは、あのチョン･ダビンが可愛かったこと。彼女がヒロインというだけであまり期待していなかったドラマなだけに、とっても意外でした。「屋根部屋のネコ」や「あいつはかっこよかった」で見る彼女は、思いっきり垂れ目のヒラメ顔で『何なのー？』って感じだったのに、役のせいかとってもけなげで可愛く思えて・・・。髪型のせいかも。ちゃんとすればちゃんとなるんだって感じですか。

このところ映画ばかり見ていたので、久しぶりに『はまったぁ』って感じで心地いい！やっぱりドラマはいいですねぇ。長いだけにストーリー展開も詳しくゆっくり丁寧だし、泣きが随所に入って感情移入しやすいのよねぇ。１話ごとに山場が有るからメリハリも効いてるし。それに、韓ドラはあちこちに『あれっ？』って思うところや、すんなり入っていかない部分が多かったりするのに、このドラマはそれが少なくて、わりとスムーズ流れていきました。ＢＧＭは『なんかどっかで聞いたぞー』と思う曲がたくさんで、それもノリ易かったのかも。

よくある三角関係も、「冬のソナタ」や「美しき日々」や「パリの恋人」のように大概のドラマが、視聴者が応援する主なるカップル＋お邪魔虫１人って感じなのに、こちらは見事なバランスの三角関係で、どちらも応援してあげたくなる兄弟。タイトルからすると主役は弟で、結末もなんとなく予想はつくんだけど、ジェウォンの存在感もすごく大きくて、最後までどうなるのかハラハラドキドキして見守っていました。ジェウォンファンの私としては、かわいそうで・・・。彼は、一生独身か、４０過ぎた頃にへウォン似の素直で勝気な女の子と静かな気持ちで結婚するんだろうなぁ・・・。

ジェウォンにかなりひいき目で見てしまったのですが、面白いドラマでした。彼はとても偉大な兄と息子を演じきりました。私の好きな目をつぶりながら頷く仕草も何度か見れたし、超満足！ジェウォンファンなら必見です。
ちなみに、台湾ドラマ「流星花園」のパロディで、ドウミンスー・シーモン・レイと呼び合ってるＦ４グループも登場しましすよー。