のらりくらりと・・・あくせくと・・・

ソン・スンホンとグォン・サンウの２大スター共演で話題の映画「ひとまず走れ」。恋愛ものとは違って、サクサクっと気楽に楽しめる作品でした。ストーリーもまずまず後半から面白かったですが、ソン・スンホンとグォン・サンウが出演していなかったら、ちょっともの足りない展開の作品だったのではと思います。もう一ひねりくらいはあっても良かったと思うのですが・・・。

ソン・スンホンとグォン・サンウ、ともに高校生にしては既に無理がある風体でしたね。特にソン・スンホンは、それはそれでカッコ良くて光ってましたが、どちらかと言えば後から撮った「あいつはかっこよかった」の方が、いかにも高校生って感じで初々しさが出てて良かったと思います。でも今回のちょっと足りない悪たれ役も、冷蔵庫に頭突っ込んだり、縛られてる手首を解こうとして足が手と胸の間に挟まったりしたシーンは、お茶目で可愛くて・・・。いい味出してます。関係ないけど、普通は手は後ろで縛ると思うのですが・・・。

グォン・サンウは、以前のあの髪型はやはり苦手です。今回の役どころのせいもあってか、どう見てもかっこいいとは思えないのですが・・・。やはり、彼はちょっと長めの髪の方がイメージがグッと良くなると思います。

その他では、刑事役のおじさんのよく走ること。日本の刑事ドラマにも出てる俳優さんのようで違和感なくて、常に走ってる姿が印象に残りました。あと、韓国では必ず懲らしめやリンチに使われるのがトイレ。「ジュリエットの男」でもそうでしたが、何ででしょうねぇ。日本だと水攻めといえばお風呂って感じがしますが、韓国ではトイレなんですねぇ。便器に頭突っ込むの想像しただけで・・・ウグッ。この手のグロさが韓国映画には付きもののようですね。

で、結局のところラストはどうなったのでしょうか？トランクの中に有ったの無かったの？勝手に解釈しろってこと？どなたか教えてください！なんかスッキリしないまま終わってしまいました。