スイス在住のOmikanさんのブログで、Leistenfleischなるものがなかなか旨いという話題を読んで以来、地道に市場調査してます（笑）。
なにしろ、こっちの肉屋で並んでいるのはお上品な部分ばっかりで、内臓だってせいぜいレバー、タン、テールくらい。たま～にミノやハチノスとおぼしき物体が売られていることがあるけど、ハラミだのサガリだのいうものは見かけたことがないのです。もしかしたらこれがそれにあたるのだろうか？！

「Leisten」というのはは辞書を引くと「鼠径（そけい）部」と訳されているのですが、なんだかちっともわからない。人間であればちょうどお股のところ、陰部の上にある筋肉らしく、ネットで検索するとヘルニアのサイトばっかり出てくるんですわ（爆）。また、ドイツ語で検索すると、食肉関係で出てくるのは犬猫のエサばっかり。・・・てめーら、ええモン喰ってるのう

近所にBIOの大変良い肉屋（もちろん高い）があるのだけど、こないだそこで訊いたら見習い店員しかいなくてわからず、今日やっとこの店のマイスター（オーナー職人とでもいいましょうか）つかまえました。でも・・・マイスター氏、この単語を知らなかったの！そういえばネットで検索したときも、食肉関係で出てきたのは主にスイスのサイトだったような・・・と思って、「この単語はスイスの人から聞いたんでもしかしたらドイツでは違う言葉かもしれないんだけど・・・人間だとこのあたり（と身体で示す）で、Zwerchfell 横隔膜の下あたりとかなのかも」と言ったら、「ああ、Duennungかい？」って。う～ん・・・それも違うと思うが・・・。
でも、たまたま店内にいた別のお客さんはLeistenfleischっていう言葉知ってた。「犬や猫のエサに使う部位よね」って。

今Zwerchfellで検索かけたら、またスイスのサイトで、ZwerchfellとLeistenは区別されてるのを発見・・・。

Leistenfleischに関してはまだまだ五里霧中ですが、とりあえず、Zwerchfellfleisch 横隔膜肉と言って注文すればハラミ、サガリの部分は買えそうだということはわかってきたので、今度是非買って焼肉しちゃおうと思ってま～す。



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