カテゴリ:ぴかままのバスルーム
実はこれ、だいぶ前、去年の今頃の話なんですが・・・。
レノア(スプリング アウェイキング)750ml これ、私が愛用している柔軟仕上剤です(もちろんこんな↑お値段ではありません)。 現在使っているのはこの香りではなくて「雪割草の香り(snowflower)」ですが。 近所にあるRossmannというドラッグストアチェーンで、各メーカーの柔軟仕上剤が入れ替わり立ち替わり、特売の目玉商品になっているんです。で、好みの香りのが安い時を狙って何本かまとめ買いしてました。このメーカーのばかりではなく、日本で「ファーファ」と呼ばれているものや「ソフラン」など、他のメーカーのも使っていましたよ。 ある日、「ファーファ」のボトルを開けてみたらなんと、固まってしまっていたんです。 絞り出して洗濯機の柔軟仕上剤投入口に入れたのですが、水に溶けてくれず、従って流れていきません。別の瓶に移して、水やお湯を入れて振ってみたりもしたんですが、ちゃんと溶けないんですよ。仕方がないのでセーターの手洗いの時に使ってみましたが、ちゃんと溶けないので、効力も弱いような気がする。 念のために買い置きのボトルもチェック。その時はたまたまいろんなメーカーのが揃っていたんですが、「レノア」が1本、「ソフラン」が1本、ボトルの中で「とろけるプリン」状や「ムースデザート」状に変化してしまっていました。 それで、各メーカーのサイトを調べ、問い合わせを出してみたんです。 しばらくして「レノア」のメーカー P&Gからメールで返ってきた返事によると、「柔軟仕上剤というのは、常温未開封であれば長期の保存に耐えるものであるが、例えば出荷後購入されるまでの間に零度以下の場所に長時間置かれたりすると変質してしまい、固まりやすくなる可能性がある」ということなんです。そして固まってしまったものは水に溶けないのでもう使えないのだというのです。 ・・・なるほど。 メーカーの言い分としては、出荷後の環境までは責任を持てないというのはわかる。 でも、果たしてこれを販売店側はわかっているのだろうか? だって、Rossmannってば、真冬の寒い時期でも、その週の特価品として店の外に並べてあるんですよ。私は購入後ずっと家の中の棚に置いておいたのだし、家の中が零度以下になることは、たとえ長期不在であっても建物の構造上まず考えられないので、もし温度変化が原因だったら、流通販売の段階でとしか考えられませんもん。 それに、商品のパッケージには、「常温に置け」とか「固まったものは使うな」とかなんてことは一切書いてません。・・・そういう性質のものならば、書いてあって然るべきなんじゃないかと思うんですが・・・? 柔軟仕上剤3本、捨てる羽目になりました。 我々の側で出来る自主防衛手段は、冬場、屋外に並べられている柔軟仕上剤は買わないということくらいでしょうか。寒冷地では気をつけた方がいいでしょうね。 そして、この出来事があって以来、柔軟仕上剤をまとめ買いするのをやめました。 買い置きは、しても1本まで。固まりやすく変質したものであっても、これなら固まる前に使い切れるだろう、という計算です。 いくつかあるドラッグストア各チェーンを見て回れば、どこか必ずいずれかのメーカーのを特売しているところがあるから、たいていは特価で買うことができる。そして、買うときは店内の棚からとって買う。外のは、買わない。でも、先週表に並んでたものだったかも知れないんですけどね。 ところで、このRossmannというチェーン、私の愛用のシャンプーをこれも特価品として比較的頻繁に出してくれていたのですが、1~2年前くらいからか、急にこの銘柄を扱わなくなってしまったんです。もう一つの愛用銘柄も、特価品に全くならなくなりました。なんでなんだろうなあ・・・?と思っていたら、Rossmannがダンピング規制違反で高額の罰金を要求されているというニュースにぶつかったんです。しかも1年くらい前のニュースでした。そこで問題になった商品というのが、この銘柄ではないけれどシャンプーだというではありませんか。別のサイトによれば、そのシャンプーばかりではなく数十品目に渡ってダンピングを行って、それで罰金を科せられているのだ、とも。もしかしたら、私のあのシャンプーも、その中に入っていたのかもしれませんね。 Rossmannの経営者の言い分としては、「うちだけが値下げしていたわけじゃない。(ディスカウントスーパーの)Lidlが値下げ競争を煽ったんだ」ということのようですが・・・。 う~ん、確かに、LidlとRossmann、日用品の価格に関しては微妙に数字が近いんですよね(笑)。私も、同じものを買うんだったら両方の値段を見てから安い方を買ってるなぁ。 ちなみに、Lidlで扱っている自社専用ブランドの安物シャンプーなんか、中身水なんじゃないの?!と思うほど安くて、日本の百均もマッツァオという感じのお値段ですよ(笑)。 楽天ブログ以外のブログをお持ちのかたへお願いします。 コメント記入の際、ご面倒でなければ、貴ブログのアドレスを 本文欄内の最後の行にそのまま(HTMLタグを使わずに)貼り付けて下さると助かります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あれって分離するものでしたっけ?
ギリシャに来てから気付いたから、イギリスとか日本で使ってたのは分離しなかったと思うんだけど...振って混ぜても何だかモロモロしてるみたいなので、気持ち悪くて柔軟剤使うのやめちゃいました。 http://blog.livedoor.jp/sevam_a/ (2007年02月17日 04時25分34秒)
おや。そちらではまた別の症状が・・・。
もしかしてそちらでは、気温が高すぎたのかもしれませんよ(爆)。 日本では柔軟仕上剤なんて使ってなかったんですが、こっちの水だと、水の硬度を下げる成分を洗剤に入れても、すすぎの水には入らないので、最後にどうしても柔軟仕上剤使っちゃうんですよね・・・。 (2007年02月17日 04時35分50秒)
乾燥機にいれる紙タイプの柔軟ペーパーを
使う機会が多く普通の柔軟材を放っておいたら・・・ 見事に固まってました。(苦笑) Snuggleって言って日本で言うファーファです。 この暑い南CAでも見事に固まってました。 暑くても寒くても固まるのか・・・ (2007年02月17日 09時23分16秒)
乾燥機に入れる紙状の柔軟剤つかってるからかたまったとゆー被害にあった事ないなあ。
試しに買って放っておくか?果たしてハワイでも固まるのか!?なんせ今寒いし! (2007年02月17日 12時58分19秒)
ふむふむ。ということは寒さ暑さがどうの・・・というよりは、開封後放っておくと固まるってことなのかもね。うちのはファーファは開封して使ってたのが固まったんだけど、それ以外の2本は(自分にとっては)未開封だったんだけどなあ・・・でもこっちの人って、ああいうもの(蓋を一回開けてもわからないもの)って店頭で勝手に開けて匂い嗅いでから買うから、うちのその2本も厳密には未開封ではなかった可能性もあるよね。自分でも、買った後に開けて匂い嗅いだかもしれないし・・・。
いずれにせよ、買いだめはしない方が良さそうだすね。 こっちのファーファ、「Kuschelweich」っていう長い名前なんだよ~。 (2007年02月17日 16時42分51秒)
おはちゃんちも乾燥機タイプ?っていうかハワイで乾燥機?
ドイツって、都市部じゃ外に干しちゃいけない(ベランダで、外から見えなければOK)っていうくせに、乾燥機は普及率が低いんだよ。空気がカラカラに乾いてるから、逆に洗濯物でも部屋に干さないと喉乾いてしょうがないってのもあるけどね。あと、地下とか天井裏とかに、共同の洗濯・乾燥室を設置してるタイプの共同住宅もあって、これは古いタイプなのだろうけど、そういうところでまとめ洗い・まとめ干しをする習慣残ってるね。 (2007年02月17日 16時47分35秒)
未開封で固まっていたらこうかんしてもらえるよ。
(2018年07月09日 20時13分33秒)
ぴかままのおうちへようこそ。
これはもう十数年前の、ドイツでの出来事なのです。もちろん、販売店に苦情は言いましたが取り合ってもらえませんでした。なにしろ、日本とは正反対の「サービス砂漠」と呼ばれていたころのドイツですから…(苦笑)。 (2018年08月06日 23時44分04秒) |
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