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カテゴリ:韓国ドラマ(あ.か行)
時は1776年。密命により王の肖像画を描いていた元老画員の謎の死を契機に、その事件を調査していた画員らの殺人事件が次々に勃発する。それから10年後。中堅画員であるキム・ホンド(パク・シニャン)と、新入りのシン・ユンボク(ムン・グニョン)の才能に理解を示す王に対し、二人は国民の生活窮状を訴えるが、それを忌み嫌う臣下らが二人を亡き者にしようと企て、結局二人は宮廷から追放されてしまう。しかし王は、同時に10年前に描かれた王世子の肖像画を探し出すよう、二人に密命を出す。果たして二人は謀略と危険をくぐり抜け、肖像画を見つけ出し、関係者の死にまつわる秘密も明らかにすることが出来るのか !?徐々に親密さを増していく二人の関係。そして実はユンボクは、父の死の真相を解明するために女人禁制の図画署に入るため男装していた女性だった…。
このドラマの主人公であるシン・ユンボクとキム・ホンドは、18世紀の李氏朝鮮に実在した当代きっての天才絵師・・シン・ユンボクは女性であったという新解釈のもとに描かれています いやあ、これはほんとによかったですよ、男装のグニョンちゃんかわいい~演技力はばつぐんですし、表情、感情豊かなところ素晴らしかったです 兄、ヨンボクが自分のために顔料を調合したために毒されて亡くなり、書き上げた御真に難癖つけられて、破ってしまうところ圧巻でした・・でもその気持ちが凄くわかるからこそ切なさもものすごく感じたんですよね あと同性でありながらチョンヒョンに惹かれる気持ち、師匠、ホンドへの尊敬する気持ちと愛情・・複雑な感情をよくぞ見事にこれまた自然にあらわせたなぁと感動しきりでした シニャンssi演じるホンド・もういうことなし、型に収まらない豪放磊落さもありながら、自在にいろんな絵をかき分ける緻密さ そしてなんだかんだいいながら、ユンボクのことをいつも気にかけて、才能を誰よりも認めているからこそ御真を破ったユンボクを許してもらおうと命である右手を火中にのシーンは思わず息をのみました 最後の師弟対決も圧巻、、太陽光まで計算しつくした「シルム(韓国相撲)図」は思わずおおおっとうなってしまいました チョンヒャン・・演じるムン・チェウォンさん、そこはかとない色気があって綺麗~監督がイメージにあわせて探し出しただけことはありますね 政治的なこと、絵の世界、そして淡い恋愛といろんな要素が盛り込まれてて次回どうなるの?、ユンボクの父の死の真相はいかにと目が離せませんでした ちょっとロマンスの面では中途半端にはなっちゃいますが、初恋の思いはよく描かれていたとおもいます ヨンボク・・この方が一番切なかったです・・愛するユンボクのため図画署を身代わりにさり、顔料を開発し朝鮮一の顔料師めざしてたのに・・無理な制作がたたって、幻影を見て高所からおちてなくなるところ号泣でした・・密かにしたってくれる師匠の孫娘がいたのに(涙) あと悪役となるジョニョンですが、この方もある意味運命に翻弄され、重臣たちに利用されちゃって気の毒ではありますね・・ホンド&ユンボクとしては恨みをはらしたってことにはなりますが、最終的にジョニョンのお付きの女剣士から渡された、陰謀の同意書によって助かりますしね あとは「イサン」の時代でありますので、おなじみの名前が・・そうそうつながりでソ・ジャンホさまがこのドラマでもサンの隠密してましたね・・マニアックににやりとしてしまいました あといろいろ素晴らしい絵がたくさん見られて、書いた時の背景も多分こうだったんだと楽しめたし目の保養になりました 小説もあるとのことで手に入るなら読んでみたいなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月06日 14時05分58秒
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