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カテゴリ:映画レビュー ~さ行~
1996年【日】 伊丹十三監督 『スーパー好きの主婦が、売れないスーパーを立て直そうと奮闘するコメディ。スーパー“正直屋”の専務・小林五郎(津川雅彦)は、商品も売れず、店員も覇気がなく困り果てていた。ある日、五郎はライバル店へ調査に出向いたところ、偶然幼馴染みの井上花子(宮本信子)と再会する。五郎はスーパー好きである花子の鋭い視点を買って、花子を正直屋で雇う。花子は早速問題の解決に取りかかるが、プライドだけは高い職人たちの協力を得られず苦労する。それでもめげない花子は的確な改善策を提案し成果を上げ始めるのだが……。』(allcinema onlineより) 10年以上前の映画だが、なんとも皮肉に今日的なテーマだ。(苦笑) 「輸入肉のええやつに混ぜ物すれば和牛で売れる」 「リパックして日付直せ。」 「残り物の食材で惣菜を作れ」(@_@) それって当たり前かと…(苦笑) 「売れ残ったとんかつでカツ丼を作れ」…それはイヤダよね♪ 伊丹監督の映画は、テンポが良くておもしろくて、おもしろいけど鋭くて怖い。 芝居が濃いけどそれも一興。 回転寿司で酌み交わす5~6人を背中側から撮っているのに、皆後ろを向いて乾杯しているので、 ダンナが「なんでカメラに向かって乾杯しとんねん」とつっこんでました。(笑) 宮本信子は「マルタイの女」以来映画から遠ざかっていて(伊丹監督を亡くしたし) 「眉山」でさだまさしの原作が気に入って映画に戻ってきたそうです。 マルサでもスーパーでもブスメイクでダサダサの衣装ですが、 本物は和服が似合い、大変な美人です。 話し方も美しくて、非常に好き。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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