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カテゴリ:映画レビュー ~さ行~
疾走 を検索! 2005年【日】 SABU監督/重松清原作 《PG-12》 『 “沖”と“浜”という2つの地域が存在する西日本のとある干拓地。“浜”の人々は“沖”を蔑み近寄ろうとはしなかった。“浜”で両親と優秀な兄と暮らす心優しい少年シュウジは、幼い頃、そんな“沖”のヤクザもの、鬼ケンとその愛人アカネに助けられたことがあった。やがて中学生になったシュウジは、同級生のエリに恋心を抱く。両親を自殺で失い、孤独な彼女は“沖”にできた教会に出入りしていた。シュウジは親友の徹夫とその教会に通うようになり、次第に神父やエリとも交流を深めていく』(allcinema onlineより) ううう。 私は、こういうの、やだ。 観てるのもしんどいし、不愉快で、、、 でも観きった。 最後に救いがあるといえばあるけれど、いやだ。 日本映画で見せつけられる『日本のどこかで起こっていそうな厳しい現実』みたいなものは、見たくないのかもしれない。 でも、たとえば「誰も知らない」は、 胸がしめつけられそうな悲しさとか怒りとか、役者の演技や映画の演出に対する共感とか、 観終わって「観て良かった…(でも(T-T)…はあるけど)」「みんなにお薦めしたい!」と思う映画だった。 でも、これはフィクション小説に基づく、と思いながら観てるせいなのかわからないが、 共感 はなく、ただ怒り、空しさ、見たくない裏社会、という思いが渦巻く。 極道(大杉漣)の人でしょ、しかも堅気のコドモに酷い事をする極道でしょ、 それをしたいが為に、平気で愛人のひとの横面張り飛ばす極道でしょ、 またそれを心のどこかでいとおしんでる極道の女(中谷美紀)なんて、 うわ、見たくない。 どこかにきっとありそうな、「はま」と「おき」の関係。 …「はま」には近づくな、通る時には息をとめろ、うわ。 そういう話題が「はま」の家庭内でのぼる時、「オホン」とオトンの意味ありげな咳払い、 「だって…ねぇ…」みたいなオカン(高橋ひとみ)の取り澄まし顔、 うわ。 臭いものに蓋、のいかにも日本的情緒を、巧く描いている…。 (実はちょっとやられている私?)(苦笑) 学業優秀で生徒会長もやってリビングの出窓には剣道!のトロフィーもずらり、のお兄ちゃん。(柄本佑← 柄本明のお子さんなんだそうな) 彼がある挫折によって壊れてしまい、一家離散。 うわ…。 この痛さはトラウマになりそう。 ドラマで小間切れにならいいかな、映画で観たくない。(T-T) ←これ、誰?(^_^;(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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