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カテゴリ:映画レビュー ~は行~
ハリーとトント を検索! 1974年【米】Harry and Tonto ポール マザースキー監督(「ビバリーヒルズバム」) 『ニューヨークに暮らす老人ハリーが、区画整理でアパートを追い出された。彼は愛猫のトントを連れて、娘の居るカリフォルニアへ向かう……。老人と猫のコンビによるロード・ムービー。彼らが出会う人々との交流を、P・マザースキーが温かなユーモアと優しい視点で描いた秀作。ハリーを演じるA・カーニーはアカデミー主演男優賞に輝いた。』(allcinema online より) 公開当時、ニャンコが出てるということで興味はあったが未見であった。 でも当時(35年前…(笑))の私が観ても、きっとおもしろくなかったろう。 ハリーにはニューヨークに長男一家、シカゴに長女(エレン バースティン)、 ロサンゼルスに次男がそれぞれ結婚に失敗して独身で暮らす子らがいる。 孫は長男のとこに二人。 一度はニューヨークで暮らし始めるが、嫁に気をつかって自分から出た格好。 飛行機も長距離バスも、猫のためにあきらめ、中古車を買う。(笑) 結果的に、アメリカを東から西へ縦断の旅。 あとで地図帳を見てなるほどと思った。 中古車を買ったあとにヒッチハイカーを乗せるが、 そのときに15歳らしき家出娘と出会い、彼女のプッシュで昔の恋人に会いに行ったり、 ベガスで酔っぱらってたちションして留置所で先住民のじいさんに肩を治してもらったり、 ほのぼのとした出会いがある。 最近、私もだいぶロードムービーに慣れてきたのか、 いやじゃなくなっていることに気付いた。(爆) シカゴで娘のところにたどり着くと…ニューヨークの孫が待っていた。 「ニューヨークに一緒に帰ろうよ」って、 無言の業をしてたはずがしゃべってる。(爆) これはどこかで見たシチュエーションだぞ。 「リトルミスサンシャイン」は、きっとこの作品へオマージュ捧げたというわけか? そして随所に「鬼警部アイアンサイド」の話題。 その散りばめ方も上手くておもしろい。 トントは大往生してしまうけど、 ネコが身近で、子どもたちになるべく負担をかけず、ささやかに働く老後、 そんな老後が理想だなぁ…。 トントは何匹が担当しているのかわからないけど、とても人懐こいニャンコだ。(^o^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月31日 01時48分11秒
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