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カテゴリ:映画レビュー ~は行~
バンテージ・ポイント を検索! 2008年【米】Vantage Point ピート トラヴィス監督 『スペイン・サラマンカのマヨール広場。テロ撲滅をめざすサミットに出席していたアシュトン米大統領(ウィリアム ハート)がスピーチのため演壇に立った途端、何者かに狙撃される事件が。一瞬にして広場が大混乱に陥る中、シークレット・サービスのバーンズ(デニス クエイド)は相棒テイラー(マシュー フォックス)と共に狙撃犯を探しはじめる。そんな広場では米国人観光客ハワード(フォレスト ウィテカー)がビデオカメラを回していた。物語は彼らを含む8人の行動を1人ずつ追いながら、意外な事実を次々と明かしていく。』(wowow online より) 登場人物たちごとにそれぞれの視点から事件を何度も何度も何度も繰り返し… ちょっとデンゼルの「デジャヴ」を思い出した。 たくさんの登場人物ごとに事件をリワインドする構成がおもしろい。 おもしろいんだけど、 重要な部分が安っぽいんだよな…。 ツッコミ所が多すぎるような気がする。 たとえば、 スペインの小都市ったって、 一度迷子になった子供と母がああもやすやすと再会するというのはお手軽すぎる。 決定的に私が受け入れられなかったのは、 デニスクエイドさん。 顔は嫌いじゃないし、たぶん身近にいたら好きだと思うんだけど、 銀幕の中の彼は、私にはB級の顔。 デイアフタートゥモローのお父さん役でそれが定着した。 あの映画も、あぁも易々と親子が再会するのってどうよ、って笑っちゃったもんだ。 この映画では、大統領を警護中に被弾してPTSD状態なところに無理して復帰する、 シークレットサービスを熱演するが、 「復帰はまだちょっとしんどいかも」状態の演技のせいか、かっこ悪くて… 関根勤に見えてくるし…(爆) フォレストウィテカーなんて、こんな安っちい役よくやるな、 シガーニーウィーバーのてんぱった役もつまんない役だな、 ゾーイ サルダナの役、使い捨て感があんまりで、、、 ただ、こんな風に思ったのは吹替え版を観たせいかもしれない。 マシュー フォックス登場でドラマっぽい雰囲気もあるし。 それでも「天使と悪魔」ヴィットリア役のアイエレット ゾラーが出演していて、 彼女にはいい印象を受けた。 申し訳ないけど、やっぱり劇場で観なくて良かった…と思ったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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