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カテゴリ:映画レビュー ~は行~
フルモンティ を検索! 1997年【英】The Full Monty ピーター カッタネオ監督 『英国北部のシェフィールド。かつては鉄鋼業で栄えたこの町も、今は多くの男性が失業する有り様。失業者のガズ(ロバート カーライル)も子供の養育費が払えないため、別れた妻に幼い息子を取られつつある。ある日ガズは、男性のストリップが女性に人気だと知り、親友デイヴと共にストリップ・ショーで稼ごうと決心。だがストリッパーの募集に集まった男性たちのトレーニグや資金集め、仲間集めに苦労するはめに。はたして彼らは開業できるのか……。』(wowow onlineより) ずっと前、ビデオかTVで観たと思う。 クスッと笑えて、爽やかな感動をした。 改めて観ると、ほとんど忘れていた。 こんな話だっけ。 さびれた街で男は軒並み失業中の街、 女たちだけはやけに元気だ。(笑) 恥じらいながらダンスを練習するオッサン達、可愛いな…。 どうもうまくフォーメーションが掴めず煮詰まりそうな時、 黒人のオッチャンがサッカーのフォーメーション?で説明して皆すんなり納得するとか、 失業給付に並びつつ、ドナサマーで軽く踊りだしたりとか、 まったくわざとらしくなくほのぼの笑える。 そこは覚えていた。 今回印象に刻まれたのは、ガズの息子との関わり。 離婚した妻と再婚相手に、親権を100パーセント取られるのがイヤで、 この企画を押し進めるわけだが、 最初は「パパ、もっと普通のこと出来ないわけ?」なんて苦言を呈していた息子、 ダンスの稽古もずっとお付き合いで助手まで務める。 いつしか父との絆ががっちり出来上がり、 父が期待する以上に父を支えている。 土壇場で急にしり込みする父の、 ケツを(文字通りではなく)ひっぱたいて激励する所などは最高。 実際映画で語られても興ざめかもしれないが、 その後彼らがどうなったのかが、非常に気になる。 ちゃんと お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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