カテゴリ:こども
この1か月、色々なことがありました。
一番の事件は、4月の授業参観。 授業が始まってしばらくして、………なんかおかしい! 「はっ!薬を飲ませるのを忘れた」 なぜ、こんな時にぃ 最初は、いつものような感じで、授業参観だからちょっと興奮気味かなって程度だったのに、どんどんどんどん絶好調になっていくわが子 自分の席にはいるんだけど、後ろが気になるし、声はでかいし、ものは落とすし、グタグタだし… 途中、何度も先生に薬を飲ませ忘れましたと伝えに行きそうになったけど、もう見守るしかない 授業は息子の大好きな「漢字のくみたて」…、部首の勉強です。 途中、先生に間違いを指摘したり、当てられた時にもまだ習っていない熟語を使って説明し驚かれたり、「さすが」な部分も垣間見られましたが、私の心の中は 「早く授業時間終わってくれーー、頼むぅ」 さすがに、先生や友達もその異変に気づき、 先生「いつもはちゃんと書いてるのに」 友達「○○、どうしたの?いつもはここまでやらない」 とか…微妙 やっと、授業も終わり、即座に先生に、「今日、薬を飲ませ忘れて、すいません」。 それで先生も納得。 あれこれ話して「他のお友達にも話して理解してもらったほうが、○○くんにとってもいいかも」 と、提案されました。 確かに私もそれが一番の理想なのだけど、理解が得られずいじめにつながることもあるので、一応本人にも話して聞いてからにすることにし、その日は早退させることにしました。 ですが、子供たちは敏感です。 その日の昼に先生から電話がかかってきました。 早退した後、「今日の○○くん、変だった」って話になってしまったようです。 そこで、先生も思い切って、「薬を飲みながらがんばっている」という説明をして、 「他のクラスや、お友達にはあまり言わないように」とも言ってくれたそうです。 「ただ、子供のことだから、何かあったら言ってください」と… 翌週の休みあけがちょっとドキドキだったのですが、帰宅後聞いてみると、友達に「薬飲んできた?って聞かれた」だけだったみたいで、いつも通りだったので安心しました。 家庭訪問の際にもその話になりましたが、先生自身も思いのほか子供たちがサラッと受け入れてくれたことに驚いていたようです。 あるお友達が「僕も風邪をひいたら薬飲むし」と助け舟を出してくれたようです。 逆にまだ、《薬を飲まないとバタバタする?どういうことだかわかんないけど、ま、いっか》程度のことで話題にもならなかったのかもしれないし、小学4年ともなると、人を守ることもできる年頃だから、ちょうどよかったのかもしれません。 てなことで、子供より、たぶん私自身のほうが、保護者の前でのカミングアウト的な場となったことで、逆に肩の荷が下りたような気持ちでほっとした感じがしました。 でも、翌日の夜、レンタルビデオ屋で保育園時代からのお友達でクラスメイトのお母さんと会い、聞いたと思うけど…って話をしたら、「何も話してなかったよ。授業も難しい漢字とか知っててすごいなと思ってみてて、(バタバタしてたとか)気にならなかった。」と言われ、あれっ?私の気にし過ぎなのかな?と思ったりして…。 昔からバタバタしてるの見てるから、そんなもんだと思われたかな 私としては、久々に自由な息子のでかい声を授業中に聞いて、楽しかったです…ご迷惑でしょうが。 薬を飲んでると、一応周りが気になるようで、手も上げないし、あまり声を出さないし、息子らしくないなぁって思っていたもので まぁ、そんなこんなで、いつも通りの生活に戻ることができました。 放課後の生活を覚えて約一か月、あれだけ怖い怖いと言っていたのに、今は、毎日、児童館にも寄らず帰宅し、自転車で遊びに出かけ、遊びまくっています。 本人いわく「こんな楽しい世界があったとは…」 …だそうです 何があっても、必ず、前進する力に変えられる力のある子なのかもしれません にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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